ひどい風邪をひき、
(熱が38.4度も出て、
顔が真っ赤に!
歩くのもつらい熱は久々。)
治るペースもゆっくりで、
完全に回復したと感じたのが
昨日。。。
今年は去年よりも運動しようかな、
いや、しないとだわ、なんて
思っていましたが、
まず風邪から回復して
デザイナー丸山敬太さんの
インスタグラムのアップを目にして
とにかく見に行きたい!と
思った映画に出会ったので、
運動はさておき
見に行ってきましたー!
その前にまずはランチ。
混雑が緩和され、
お食事処が入りやすくて
お気に入り。
今回は下鴨茶寮にて頂きました。
だし巻き卵焼きが
ふわふわで
美味しかったです!
こんな風に巻けるようになるには
修行が必要なのだろうなぁ
そして、観るまで時間があったので
虎屋菓寮へ。
抹茶の羊羹、美味しかった〜
久々の虎屋。久々の羊羹。
上品なお味にほっとできました。
さてさて、
ついに映画鑑賞。
映画のタイトルは
「ドリスヴァンノッテン
ファブリックと花を愛する男」
ワクワクするので大好きなのですが、
もう一回観たい!と思うほど
とてもとても良かったです!
ドリスヴァンノッテンという
デザイナーさんは初めて知ったのですが、
彼の作品が生み出す
色や柄の組み合わせは
新鮮だけれど調和していて
こんな世界観もあるのかと
はっとする瞬間の連続で
刺激的でした。
そのエキセントリックな生地が
そんなおしゃれなシャツやスーツに
変化するの?と驚きもしました。
彼の生み出すコレクションは、
リアルクローズなので、
そのままでも着やすそうなものばかり。
かつ、彼自身が、
着る人の個性になり、
着る人が長い間着てくれる服を、と
ファストファッションには
ないこだわりを持ち、
生地から立ち上げられているほど。
インドに自社工場を作り、
現地の職人さんに
細部まで指示をしながら
刺繍がなされている様子から
インドで職が継続的に
生み出されるビジネスそのものにも
感銘を受けました。
そして、何よりこんな風に
大切に作られている服を
私自身も大切に長く着られる人に
なりたいなぁと自然に
思えました。
彼のビジネスやプライベート、
どちらにも全てに100%注ぎ込む
姿勢は、ただただかっこよく、
私の土日の過ごし方を
反省、、、。
どこまで広大なの?!と
思える庭園で花を摘み、
家のインテリアに合うように花を
選び活け、お料理も
そのお庭で作られたものを
使ってご自身でされていたり。
忙しくてお金のある人の
余暇の使い方として
想像していたものを
いい意味で覆される映像に、
時間の使い方を学びました。
彼のコメントは
一夜明けた今も
心に残っているものばかり。
「人が魅力的だと思う服には
作り手の誠意と熱意がある。
つまり、デザイナーのハートなんだ。」
「(洋服の組み合わせは)
見つけようと思って見つかるんじゃない。
見続ける中で、偶然見つかるんだ。」
ファッションだけに
当てはまらないこの言葉。
大切にしたいと思います。
おしゃれのヒントが
散りばめられている映画なので
とてもオススメです