Leukocytosisは、どのような白血球が増加するかによって好中球(Neutrophil)増加症 Neutrophiliaリンパ球(Lymphocyte)増加症 Lymphocytosis単球(Monocyte)増加症 Monocytosis好酸球(Eosinophil)増加症 Eosinophilia好塩基球(Basophil)増加症 Basophiliaに分かれる。白血球数は個人差が大きく標準からの乖離が必ずしも異常を意味しない。むしろ人並みはずれて強大な免疫力を持っていることを意味しているかもしれない。ストレスによっても白血球数は大きく増加しうる。この場合はストレスに対する過敏性?乳幼児では白血球数2万以上も普通の範囲といわれる。これは生命力の強さを表しているのだろうか。白血球数が増加すると、血液はサラサラでなくなるといわれる。白血球数を下げることが目的ならば、leukapheresis(白血球除去療法)が対症的に考えられる。日本では潰瘍性大腸炎(UC)に対するLCAP療法がおこなわれているが、Leukocytosisに対して適用があるかどうかは不明である。対症療法より白血球増加の原因をつきとめて、それを取り除く根本的な療法が志向されているようである。ガン化白血球の増加は白血病 leukemia であり、Leukocytosisとは普通は言わない。
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