神社と失恋とタクシーと私(字余り)前篇
もうかれこれ、何十年前だ?って話ですが・・・大好きだった人との別れを決意して一人旅に出たことがあります。かっこいいなぁ、一人旅って・・・wwwなぜ旅に出たのか?って言うと家にも、街にも、どこに行ってもその人との思い出だらけで、何をやっても、手に付かないくらい辛くなってしまった時期があって何かを変えなくちゃ!って思ったんだろうな。だいぶ溜めてから、逃げ出す性格です。 誰も知らないところ思い出が一つもない場所へ行ったら、気持ちが楽になるのかも・・・って思ったのだと思う。「つらすぎる」って時は、ひとまず逃げるのはアリだと思います。環境を変えたり、違う事をすると違う何かを見つけられたりするものね。その頃、フリーのヘアメイクをしていたので、仕事の合間に3日ある。それなら「旅だ!」って思い立ち、当時23歳くらいの私が向かったのは、なぜか、東京湾! www今、考えても謎なのですが・・・フェリーに乗ろうと思いました💡海に出て風に吹かれたかったんだろうな😊そこから珍道中になる訳なのですが・・・・フェリーでかっこよく風に吹かれようと思ったのですが日本の小さいフェリーは、とても揺れます。(。>﹏<。)想像以上に揺れましたーーーー!大浴場があるのですが、暖かい海に入ってるくらい波が押し寄せて来て、素っ裸で、よろけながらお風呂に入ってました。東京湾から北九州についた時には、一晩かけて、ふらっふらに船酔してました。あの時程、「陸に立てる」って素晴らしい!と思ったことはなかったかも。バスコ・ダ・ガマか! (一人ツッコミ)明け方、まだ薄暗い中、九州の門司港っていう港に上陸してしばらく途方に暮れていると・・・タクシーの運転手さんに声を掛けられた。「どこに行きますか?なんか暗い顔しているけど、大丈夫ですか?」って。心の中では「ほっといて。行く宛なんかないし・・・」って思ったのでしばらく無視していたのだけど・・・なかなか、どうして、しつこく聞いて来るので「じゃあ、どこでもいいので観光するのでこのあたりの名所へ連れて行って下さい。」って話になり、タクシーは出発しました。今思えば、不思議な旅の始まりでした。後にも先にも、タクシーにナンパされてついていったのは、この時だけ。運転手さんは、「この子、なにかヤバイ!」って空気を察知していたんだと思います。あ、私、死のうとか、そういう事は思ってなくて環境を変えたかっただけなんだけど・・・その運転手さんには、悲壮感たっぷりで、ヤバそうに見えたんだろうなぁ。気さくに話をしながら、まるで、お父さんみたいに話を聞いてくれました。私も、初対面なのになぜ、ここに来たのか?をいつの間にか、話していて・・・その運転手さん、話を聞くのがすごく上手で・・・好きな人と別れてきたんだーふ〜ん、それで、その顔ね。そういう子、ここに時々こうやってくるんだよね。だから、そうじゃないか?って思って声を掛けた。って言うんです。えっ???ちょっとまって。失恋して、フェリーに乗るのって、私だけじゃないんかい!と、びっくりしてしまった瞬間である。しかも、完全にこのタクシーのおじさまに見破られている私って。なんだかバツが悪い。笑える瞬間だった。そんなわけで、運転手さんは、そういう人には、特別な場所があるけど、行ってみる?と言った。ただ、タクシーでまとも料金メーター回すとすごく高くなるから、定額10,000円で今日1日、好きなところを回ってあげるよ。って言ってくれたのですが、心の中では「フェリーに乗って、誰も知らない思い出も、何もない場所に来たいだけだったのに、なんで、この運転手と旅をしなきゃならんのだ??」と疑問に思いながらも・・・運転手は、「そういう人にはね、特別な場所があるんだ。」って言う言葉が、妙に気になってしまいえ〜〜い、これも何かの導きかも?という気持ちで行ってみる事にした。後から思えば、なんで??行くの???って思うんだけどまるで、必然かのように行くことにした。タクシーは、街を抜けていい天気で、寒い風がようやく暖かくなり始めて、春になりかけている穏やかな日和だった。山道に入り、ぐるぐる道を登り出し・・・結構、走った。気がつくと、1時間以上走ってて、本当に山の中になってきて・・・だんだん不安になってきた💦大好きだった彼の話をしながらだけど、どうしても一緒には居れない環境で、別れてきたんだ。って話をつらつらとしていたら、こんな山の中!!!ちょっと怖くなって、聞いてみた。「あの〜〜、これからどこに行くんですか?」「凄い知り合いがいるんだよ。未来のことが分かる人で、、、まぁ、行ったら分かるから。」ってん?占い師か何かに会いにいくのか??え〜〜やっぱり不安。でも、気になる。若い頃の私は、なかなか無謀だったな。今なら、こういう子を見かけたら知らない人について行くなんて、やめたほうがいい。って言うと思う。wwwだって、こわいでしょー!しかもこんなに山の中になってきてるし・・・運転手さんは、それで??もう、その人とは縁を切りたいんでしょ?切ったほうがいいよ!って、言い出して、言われなくてもわかってるわい!ちょっとお節介じゃないか??って思ったけれど、口には出さずに飲み込んでおいた。だって、もしこんな場所で車から降ろされて、一人にされたら困る。。っていうくらいなにせ、すんごい山の中!途中から、あんまり刺激しないようにその人に会ったら、とっとと帰って街まで行こう!とだんだん、恐怖に変わってきて・・・1時間半くらい走ったかな?車は停まり、何やら神社のような場所へ到着。やっぱり、占い師とか出てくる感じ??トリックの映画みたいっ。自業自得なんだけど私、拐われた???と思って、本気でこわいよ〜〜〜〜さぁ・・・ここから続きはまた明日。。。