モテ期到来？！

数年来の付き合いの万田（通称：万ちゃん）


ビジュアルがむちゃくちゃタイプだった、
ヤ○ザの組長のご子息の万ちゃん



別に万ちゃん自体はその辺にいそうな、わたしより5歳年下の当時26歳の普通の男子。
その時わたしは31歳。結婚も考えなくちゃいけないのかなぁ～。
当時、漠然としてか思ってなかった能天気なバカなわたしですら、
未来永劫、一般家庭で育ったわたしと
万ちゃんとの間に結婚はない…
と速攻思いました。

未来が期待できないのに、一緒にいる意味もないし、
ふかみにハマる前に諦めようと、我慢して諦めた万ちゃん。




でも、実際はそんなにすぐには諦められず、
ただズルズル関係を続けるも結局フラれ
そして戻ってきた彼を今度はわたしがフリ


両者ふられることで冷静さを取り戻したのか
それからは、普通にお友達として仲良くしておりました。



数年前、万ちゃんのパパが体調を悪くし、
ちょっと実家に帰っておやじの手伝いしてくると
言って、東京を離れた万ちゃん。



たまに電話がかかってきて、
下らない長電話を年に数回する程度。
万ちゃんが東京を離れて2年近く多分あってないと思う。






そんな万ちゃんから久しぶりに電話があって、
いつもの如く下らない話しで爆笑しまくっておりました。

万ちゃんは突然
「俺、最近子供が欲しくてさぁ」

と言いだした。
普通に「あっそう」ぐらい言っていたら




「やっぱりさぁ、俺の子供産むのはさくらがいいと思ってさぁ。それが言いたくって」



げぇ～っ
いくらノリでも今更この人何言ってるの


「へぇ…」




「都内に俺もうすぐ帰るけど、さくらは結婚しないの」



「結婚はしたいけど…」




「俺、さくらとなら結婚できるし、普通の生活するから」





前回の飲み会に続き
いきなり、脈絡のない求婚ですか…
これってモテてるって言っていいのかと
ふと疑問に思った今日この頃










普通の生活っすかぁ…






パパの家業ついだ時点で、一般市民のわたしから見たら
全く普通じゃなくなっちゃってるんだけど…













「無理だから…」




万ちゃんは何を血迷ったのかこの無理が
「万ちゃんが普通の生活をすることが無理」という意味にとったようで、
その後も一生懸命、いかに今自分が普通の生活をしているか話していました。



「一生くらせるだけの金は貯めたから、
子供3人ぐらい作って、いずれはのんびり沖縄とかで暮らせばいいじゃん」





万ちゃんは現在31歳。
31歳の若さで一生くらせるだけのお金、一体どうやって貯めたの…
こんなのぜんぜん普通じゃないし、
逆に恐ろしいわ…









すみません…。無理です






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