アキのように全日制高校を続けられずに転校する…まではいかずとも、学校を休みがちで普通の高校生のような生活を送れない、そんな状態のとき、不安要素や失ったものにばかり目が向いてしまいます。
例えば…
友人関係(コミュニケーションが取れなくなるのでは?)、引きこもりがちになること(このまま外に出られないとか…)、学習面(進学、将来への不安)、などなど。
数え上げたらきりがなく、考えると胸の苦しくなるような不安に押しつぶされそうに…
こんな失ったものを数え上げるのではなく、得たものを見つけてみたいと思います
アキの場合、学校へ行かれなくなってからを数えると、1年を超えます。
しかし、どうにも動きようのなかった前半については、得たものは少ないです…
…はっきり「ない」と言ってしまってもいいくらいに、アキも私も見えないトンネルの手探り状態でした。
なので、前向きに行動を始め、転校を決めてからのこの半年を振り返ってみます。
今までいろいろ書いているので経緯は省きますが、この半年の毎日はこんな感じ。
土曜 学校
月曜~金曜 1日おきにバイト(昼から3時間/日程度)、夜は塾
日曜 疲れ果てて寝ているか、ゲームに勤しむ
バイトについては、埼玉県民が都立に通うために必須だから始めたものです。
入学時はアキの住民票と住居を都内の実家に移し、そちらから通っていましたが、途中で勤務証明を提出し、自宅に戻ることができました
平日のバイトのない日は、日曜と同じく寝ているかゲームをしているか、いずれにしても引きこもり生活でした。
あまり干渉すると、私の精神衛生も悪くなるので、バイトのシフトだけ知らせるようにさせていました。要するに、毎日どこにいるのかだけ把握していたのです。
ブログ内でもたまに触れましたが、平時は気遣いもできる優しいところもある子です。
(親がいうのもなんですが…笑)
しかし、最大の短所として「時間にルーズ」で「連絡を怠る」点があります。
特に自分の好きなことを優先して、やらなくてはならないことは後回し、期限を守らない、などいいかげんなところが目立ちます。
人間としてダメダメじゃん…こんなのが社会に出たら、真っ先に淘汰される。
バイトだって始めたものの、すぐにクビになるというのが、家族全員の予想でした。
アキの姉に至っては「こんなの雇うなんて、なんて心が広いんだろうね」とまで言うしまつ
アキも最初は自分のグタグタが通用しないとは考えていなかったようですが、だんだんと意識が変わってきました。その間には何度も叱られたものと思われます。
親が何回言い聞かせても直らなかった「いいかげんさ」は、他人様の一喝によって矯正されました。
家庭教育の至らなさを恥じながらも、大変ありがたいと感じています。
今までは、しなくてはならないことは「いずれ…最終的にやればいい」「やらなくても怒られるだけで済む」くらいに考えていたものが、
「やるべきことはすぐにやらなくてはならない」
という意識が持てるようになりました。
こんなことは、できている子にはあたりまえのことで、このレベル?と笑われるような内容ですが、アキにとってはものすごい進歩だったのです。
我が家の教育目標は(大げさですが)、
・社会に適合できる常識を身に付けること
・人並みに生きていかれること
なのです。
いずれも、上二人は学校生活を送る中で学び、今では何とか安心できる程度には育ちました。
しかし、アキは世間をなめきっているような言動もあり、どこで間違えたのだろう?と後悔と不安ばかりがありました。
この点については、バイトをさせてよかったと痛感しました。
きっと、たくさんの迷惑をかけたとは思いますが、放り出さずに使っていただいたことに感謝しています
本当に親として恥ずかしいばかりです…
長くなりすぎたので、続きます。