参ったなぁ、「ワ」にチョンチョンだもんな。
本を整理していたら、古いのが出てきた。
今、PCソフトで題名を書こうと思ったら「クォ・ヴァディス」であって、「ワ」に「"」は出てこない。
昭和3年2月発行の初版本で、母の旧姓の印鑑が押されている。
母は大正7年の生まれで、昭和3年といえば10歳である。元よりこのような本を読むような人ではない。
母の弟である叔父が二人いて、勉強家であったらしいが、6歳とか4歳で読む本ではないだろう。
それでは、私が生まれる3か月前に亡くなった祖父だろうか。写真でしか顔を見ることができないが、そんなタイプには思えない。
それじゃあ祖母?今、「祖母」と入力した途端に震えがきた。凄く怖かった人だったが、本を読んでいる暇などなかっただろうと思う。
そして、何故に、現在、我家にあるのだ。
とんだミステリーだ。
昔、小さい頃、映画で観て感動したような記憶が残っているのだが。
読んでみようとしたが、今の本より3倍は疲れる。
作者はヘンリック・シェンキーヴィッチという波蘭の人で・・・・・。
「波蘭」?・・・ポーランド。巴里や伯林や羅馬や希臘、そして葡萄牙まではなんとか。西班牙も・・・・・。
「しかし」という言葉も「併し」で出てこられると漢和辞典の出番となってしまう。
丁抹・・・デンマーク。白耳義・・・ベルギー。想像もつかない。
いつ読み終えるか、自分でもわからない。
「アンです。ショコラオニイチャンはまだここを狙ってますね!」
「ショコラです。もう、いいですよ、そんな所。」





