明けて3月11日となったが、6年前の今日は新宿で揺れる高層ビルを見上げながら、似顔絵は素人だったので・・プロになるべく一歩を踏み出すちょうど3週間前の事になる。
その日から現在に至るまでも色々と紆余曲折あったが、それでもこうして無事生きて、仕事として絵を描き続けてこられたことは、良いお客様に恵まれ続けたことが大きいが、そこに沢山のシンクロニシティを感じる次第である。
これからも命ある限り、多くの奇跡に出会い支えて頂けるように頑張って生きたいと思うし、
天命としてもやり遂げなければならないのである。
さて・・昨日、本日と、合わせて7枚の納品をした為、
本日はご新規様の1枚と、肖像画の2枚が主な制作となった。
なんだ、たった7枚か、と言われそうだが俺としては700枚位描きあげた気分である。
全て全力投球、全て力作で、全てが次につながる作品となったので、早速何名かのお客様からも非常に嬉しいお言葉を頂いた。
これで今年は仕事納めとしたい位の充実感を味わいつつも、これからも今以上に圧倒的な作品を描き続けていく事しか、他の似顔絵アーティストと比べてお客様にアピール出来るポイントや取り柄はないので、逆にそこだけは誰にも負けない様に生きていきたいと思う。
という事で、お陰さまで本年は1月から色々と忙しく、
ようやく時間が空いたので・・肖像画にとりかかる。途中経過はこちら。
つい、似顔絵の比率で身体を描いてしまうのだが・・違和感があるようであれば
ここは修正しないといけない。
デフォルメもそうかもしれないが、らしさが失われる様であると本末転倒である。
後は・・もう少し光の感じを綺麗にしたいところ。
光の感じで言えば昔描いたこちらの雰囲気もいいかもしれない。
いずれにせよ、お時間は頂いているのでゆっくりと仕上げていこう。
最近はウェルカムボードやプロフィール用にと、デジタルでのご依頼も多く、
そちらは明快な切れの良さを基調に鮮やかな色彩がマッチするので、
その様な作風を意識して心掛けている。
一方で、肖像画は少し情緒的な光の感じが表現できるといい。
似顔絵を始める前から言っているが、肖像画はどちらかというと人間の影の部分に光を当てるような印象を持っている。肖像画に関してはその様なことを意識して制作していきたい。
似顔絵も肖像画も、表現の方向性は違うが、共に俺にとっては大切な作風なので今後とも追求していきたい。
肖像画も今現在は「画家が描くアート似顔絵」という若干中途半端な名前で売っているが、
その辺りは価格面も含めて肖像画として確立させていく。カリカチュア寄りのハイクオリティデジタルとは差別化していく予定だ。
こういうのとしっかりと差別化していく感じね・・お客様に伝わる様に。
価格も肖像画としては破格の5万くらいからを予定している・・。
油絵の場合は乾燥に最低でも2ヶ月は要するので3ヶ月~半年位の納期で、こちらも肖像画としての相場よりは安く出来るのでそうすると・・出来れば10万を切る価格から・・高級デパートとかでの展示や演出は出来ないけど中間マージンや広告費ないから。
老舗の画商の方に以前聞いた相場では
アーティストの取り分は大体12.5%程度なので・・これは業界の決まりらしいのでナンとも言い様がないが・・そりゃ売値は高くもなるというもの。
そこを俺の集客力でなんとか解決しつつ内容で勝負すると・・お客様にとっても絶対良い仕事が出来るというわけだ。
アクリル画の場合は、画材の性質上ポップなテイストが見え隠れしてしまうので、逆にそこを大切に出来ればデジタルにも油絵にも無い面白い試みが出来ると思う。
ま、そういった方向に向けて色々と準備している段階です。
乞うご期待!
ではでわ。!(^^)!
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似顔絵アイランドホームページから
宜しくお願い致します!(^o^)丿
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