塞ぎこみ過ぎて多くの方に助けを求めた。

アメーバブログの方、それ以外でも同病者の方のブログ、

日本心臓財団様、ネットで質問を受け付けている医師の方々…

でも、送信後、気持ちがたまらなくなって、仕事を早退してしまった。

次の日も仕事は手につかず早退してしまい、その足で向かったのは、片道一時間以上かかる実家の駅。

年老いた両親を困らせるのは分かっているのに、どうしても両親しか思い浮かばなかった。夫ではなく両親…。

実家の駅までの電車の中でも病気の事ばかり調べていて、本当に気がくるっていた。

実家の駅に着いて、父に電話。父は僧帽弁閉鎖不全症の診断を受けたことは母を通して知っているが、私からは初めて電話をかけた。「もしもし、今、家?お母さんから聞いたと思うんだけど…」と数分話して、「今実家の駅にいるんだけど…」といった。でも父はマイペースで、「今お母さん外出しているし、今日は行けないなあ。…でも、病気は現状維持することもあるし、気にせず無理せずゆっくり過ごしなさい。」と、ゆっくり、優しく話してくれた。それがなんだか腑に落ちたというか急に落ち着いてきて、「ありがとう。帰るね。」と言い、自分の家に向かって帰りの電車に乗った。

すると、帰りの電車の中で、ネットで質問させていただいたブログの皆様や日本心臓財団様など、次々にメールが届いた。皆様がこんなにも早く返信をくださることに感動と感謝の気持ちで一杯で電車の中なのに涙が止まらなかった。皆に大丈夫だよ、安心して、とのコメントをいただき、まだみえない恐怖の未来に少しだけ心構えというか、こんなに怖がらなくても大丈夫なのかな…と思えるようになってきた。とにかく、自分の病気への恐怖よりも、私の不安な質問に直ぐに返してくださる方々への感謝の気持ちで一杯になった。いつか私も逆の立場になったら困っている方がいたら直ぐに助けよう!!と思った。

しかし私は心底臆病者だと思った。