甲府モデル トム16000完成報告
甲府モデルのトム16000が完成しましたので、完成報告として久しぶりに更新。
2024年秋発売、今年の1月の大宮ソニックシティのイベントで買ってきたものです。
実車はトム1やトム5000とともに、観音開き扉を特徴とする、いわゆる観音トムと呼ばれるグループの無蓋車で、大正期に大量生産されました。
我が家の時代設定(1955年頃)では老朽化によりかなり数は減っていたものの、それでもまだまだ幅を利かせていたグループで、2両くらいは持っておきたいところ。
模型はレーザーカットによるペーパーキットで、同じ甲府モデルから出ているのトム5000とはほぼ同型ですが、軸受けがシュー式であること、台枠がやや薄いことなどが相違点のようです。
組み立ては同社のワ22000のときと同様、水溶きボンドでの接着を基本として貼り合わせました。ただし、側板の補強帯材など、部分的に剥がれやすいパーツもあったため、その場合は粘度の低い瞬間接着剤を染み込ませて対応しています。
観音扉部分は、立体感はあるものの、一部に切れ目が入るパーツAもしくは、繋ぎ目はなくなるものの、やや平面的なパーツBが選べるようになっています。迷わずAを選択しました。切れ目が入りますが、低粘度瞬間接着剤で裏側の折り目を固めたのち、500番サーフェイサーで表面処理しました。写真の生地状態ではまだ目立つものの、そこから少し補修し、黒塗装してしまうと、ほとんど目立たなくなりました。
基本的に素組みで、アレンジした部分はブレーキシリンダーをホビーモデルのプラパーツ、ステップをエコーモデル製にした程度です。
2月には生地完成していたものの、ツ2500と同時に塗装したくて、ずっと放置していました。
塗装は、ダイソーに売っているつや消し黒スプレーを下塗りとしてざっと吹き、それからエアブラシでつや消し黒を吹きました。ダイソーのスプレーは、プラキットに使うのは若干怖いですが、今回はペーパーキットで、プラパーツはブレーキシリンダーだけなので、使ってみました。
スプレーは隅々まで塗料が回るので、ざっと塗っておくと、あとからエアブラシで塗る際の塗装時間を短縮でき、作業がだいぶ楽になります。
レタリングはワールド工芸のものを使用しました。これも今となってはメーカーがなく、供給がないので、くろま屋など、代替品を探さないといけません。細かな数値などはまるでデタラメです。
最後につや消しをスプレーで吹いて完成となりました。
ちなみにスポーク車輪は、トミックスのTR41の分売パーツから車輪だけ利用しました。普通にスポーク車輪を買うよりも安い上に、タイヤ厚が薄く繊細な感じで、黒染めもしっかりしているので気に入っています。
このままだと軽いので、補重がてら積み荷を積載したいところ。また晩年の観音トムにしてはちょっと綺麗すぎるので、下回りを中心に軽めのウェザリングをかけたいという感じなのですが、もう少し無蓋車を増備する予定なので、ある程度両数が出揃ってから、まとめて施工しようと思っています。






