お盆明けに、会社に復帰することが決まったので、いま、保育所選びの最終ステージに立っている。

歩いて3分ほどのところにひとつ保育所があるんだけど、そこは1歳児からの預かりで、この場合の1歳児とは、「4月1日時点で1歳」のことをさすらしい。

ということは、ムスメは来年の4月まで「0歳児」だ。
でも、誕生日を超えた9月入所希望で出せば、ひょっとしたら入所できるかも、と言われた。

今日見学した保育所を含めて、3つの保育所を見てまわった。
明日、最後の一個をみて、今週中に願書を書く。

保育所」って聞いたら、多くの人が「まだ小さい子を、親の都合で預けてる、かわいそうな場所」ってイメージがあるみたいで、もう、「こんな小さいのにかわいそうに」だの「かわいいのにもったいない」だの「子供のことを考えてあげたら」だの、その手のコメントは腐るほどいただいた。 
もう、いらない。

ムスメよりも大切なものなんて、この世にないわけで、可愛いムスメをおいて働くのは、正直とってもつらいこと。
この成長をずっとみていたいなあ、預けちゃうの、もったいないなあ、ってのも、自分が一番感じていること。
正直、会社をこのまま辞めてしまおうか、と、何度も思った。

復帰しても、病気をしたムスメをおいてまで仕事にはいけないから、ずいぶんと迷惑をかけるだろう。
そしたら、私なんてすっぱり辞めたほうがいいんじゃないか、とも思った。

じゃあ、なんでそこまでして復帰するのか、というと、「働けるときに、働いていたいから」の一言。


この先、働きたくても家の事情とか、自分の体のこととかで、働けなくなるかもしれない。

だから、いま、地域の手を借りて、子供を少し預けて、働いていたい。

そう、思っている。

保育所を見学して思ったのは、かわいそうな子なんて、誰もいない。

みんな、いきいきと遊んでいた。


泥遊び。

追いかけっこ。

順番を待って、ブランコ。

お部屋では、先生といっしょにお歌と手遊び。

お当番さんが、給食を運んで、お当番さんがお布団を敷いて。
見学に来た、ちびっこのムスメに、みんながばいばいをしてくれて、たくさんの子供が寄ってきて、遊んでくれた。

ムスメが、どうしても馴染めずに、SOSを出したなら、そのときは会社に迷惑をかけるけど、辞めるなり、パートに切り替えてもらうなり、対応してもらえたら、と思っている。


子持ちの女性社員なんて、使いにくい。

それは、正でもあるけれど、これからいろんな社員を雇う可能性がある、このご時勢。

シングルファーザーが社員になるかもしれない、障害を持った方を雇用するかもしれない。

その可能性の中に、「子持ち女性社員」がいてもいいんじゃないかな・・・。


これって、やっぱし、都合のいい考え方なのかな?