12:30
私の家から駅までは約30分
もうそろそろ家を出よう。
13:05
5分遅れた。
几帳面な私にはこの5分という時間が許せない。
でもまだ二宮さんは来ていなかった。
本当にくるのかなぁー、
ん?LINEに着信入ってる。
どんな服?
服装?
地味な黒のロンTにジーパン。
もっとおしゃれな服を着てこうと思ったけど、そんな洒落た服持ってないし、好きでもない人だからいいやと思って、、
でも黒のロンTにジーパンって打つの勇気いるなぁ、
まぁいいや、そこは正確に言わないと、
これでよし!
…
?「雑音ちゃんですか?」
えっ、なになにこの人が二宮さん?
いやいやいや、もっと二宮さんはかっこいいって!
めっちゃ深く帽子被ってるし、
うん。怪しい。
「ち、違いますっ!!二宮さんはもっとかっこいいんで!」
(ダッシュで逃げる)
?「えっ!?ちょっと待ってよ」
はぁはぁはぁ、
ここまで来たら大丈夫だよね、、、
?!
追いかけてくるーー!!
?「はぁ、はぁ、はぁちょっと逃げない でよ、、俺二宮和也だ よ?」
(帽子を少し上げて屈んで私の顔を見る)
「え?え?え?あの二宮??あの有名なニっ … んっ、」
和也「しっ!俺ばれたらやばいからさ、とりあえず個室のあるカフェ行きましょ」
「わかりました… 」
ーーーーーーーーーーー
「あのー、、」
和也「ん?」
「なんで私に会いにきたんですか?」
和也「なんでって…会いたかったからですよ?」
会いたかった??会いたいなんて好きな人に使う言葉でしょ!
カップルでもないのにそんなこと言わないでほしい。
よりによって二宮さんに…
Candyからの投稿
