桜の花がまだ咲ききってない4月1日。

不安と期待、やる気に満ち溢れた私は1人で入試以来はじめて高校の門をくぐった。

新しいリュックにはバレーボールシューズ、練習着、スポーツドリンクをいれた。

1か月もたっていないのにすでに懐かしい中学のジャージで身をまとい1時間以上電車にゆられた。

 

心臓が張り裂けそうになりながら野球部が練習しているグラウンドの横を下を向きながら通り越しバレー部がやっている体育館下についた。

 

Aさん:新入生の子?

  私  :え、あ、はいっ。今日からお世話になります。よろしくお願いします。

Aさん:やっと来た!

      新入生来ないから寂しかった(笑)

Bさん:身長高いね?何センチ?ポジションは?

  私  :165センチです。希望はセッターかリベロです。

A.Bさん:リベロとらんといてよ!

  私  :そんな、自分全然なんで(笑)

      「良かった。先輩たちみんな優しそう。ほかに一年生来ないのかな?」

 

先輩たちに連れられて初めて高校の体育館に入った。

  私  :失礼します。

 先輩  :

  私  :「え、挨拶なし?」

 

私は中学は市の中ではそこそこの強豪校で上下関係、礼儀は特に厳しかった。体育館に入る前の挨拶は当たり前だった。すこし疑問を抱えながらも先輩たちとネットを立てていた。すると、

 

先輩:おはようございます

先輩:おはよう

Aさん:あの人たちが3年生やで

 私  :あ、そうなんですね

     挨拶してきていいですか?

Aさん:いいよ。いってき!

  私 :あの、はじめまして、今日からお世話になります。あかまろです。

     よろしくお願いします。

Aさん:おぉ新入生か。よろしく。バレー部に入るの?

 私  :はい。そのつもりです。

Bさん:やった!よろしくね

Cさん:バレー歴何年目?

 私  :5年やってます。

先輩:期待の新人やな(笑)

 

 

こうして6年目のバレー人生が始まった。