娘が中学校に入学する頃。

私の実母が十二指腸乳頭部ガンで闘病中でした。


娘は可愛がってくれる祖母の事が大好き。

祖母は娘に会うと、いつも全力で優しい言葉を掛けてくれて、娘の元気の源でした。



そんな祖母が、会うたびに病状が悪化し、具合が悪くなっていくのが、とても辛かったようでした。



私は、入院している実母の看病で、毎日病院に通っていました。

その頃、ちょうど緩和ケア病棟に移った時期で、日に日に病状が悪化していきました。