こんにちは

まーにゃですニコ


お花見は

桜だけでも十分楽しいですが

美味しいものがあったら

なお、嬉しいですね爆笑



桜餅は、長命寺が元祖。


長命寺と言うお寺で

門番をつとめていた山本新六が
隅田川土手の桜の葉を用いて作ったのが

始まりだそうです。


歌川広重「東都名所 隅田堤花見之図」


当時、隅田堤には

将軍吉宗の命により

桜が植えられ、
花見客で賑わっていました。


山本新六は

参拝客を手製の茶菓子で

もてなしていましたが


桜の落ち葉を見て

桜餅を思いついたと言われます。


享保2年(1717)に

長命寺境内に山本屋を創業して

塩漬けにした桜の葉の香りをいかした桜餅を

売り出したのが始まりで

江戸の名物になりました。


向島の桜 明治時代の中期


ピンク薔薇


桜餅のあんを包む皮の材料は

粳米粉、葛粉、小麦粉と

時代によって変化したようですが

現在は関東と関西で違いがあります。


関東の桜餅は

小麦粉を水ときして

焼鍋で薄く焼いたものであんをくるみ、

塩漬けの桜の葉で巻いたもの。


         <舟和>

紅白の桜餅で気分も上がる^ ^

甘さ控えめがうれしい

関西の桜餅は

道明寺種で作った柔らかい餅であんをくるみ

塩漬けの桜の葉で巻いたものです。


<たねや>

こだわりの白小豆あんに注目

やわらか&もっちり

それぞれに

おいしそうです♫


ピンク薔薇


上の絵では

2人の女性が両端を持った棒に

さくら餅」と張り紙のある籠を

二つ提げています。


この籠は烏帽子籠(えぼしかご)と呼ばれ

烏帽子の形をして

手で提げられるように作られた竹籠です。


また「柳多留」には

遠乗りの小附は籠の桜餅

という句もあります。

小附(こづけ)は

荷物の上につけた小さい荷物のことです。



歌川広重(二代)「東海道品川」

満開の桜の下で

串団子を手に持つ花見客が描かれています。


上の絵は1863年に

花見をする人々を描いたものです。

手に団子を持つ姿が確認できます。


寺院の門前の

茶店などでも売られていたそうです。


羽二重団子



「花より団子」と言いますが

私は「花も団子も」ですラブ