11月に出雲大社の神迎祭に行ってきた。縁結び大祭に参加しようと、往復はがきで申し込んだ。友人の分と2枚ハガキを出したのだが、どういうわけか、友人の分は参加券となるハガキが送られてきたが、私のところにはいつまで待ってもこない。「抽選でもあって、それに落ちたのか?」などと気をもんだ挙句、出雲大社にメールした。メールを送ったのが確か夜10時過ぎだったと思うが、驚いたことに、翌朝パソコンを立ち上げるとすでに出雲大社から返信が来ている。さすが出雲大社さん、きっちり仕事していると感心する。返事によれば、すぐに参加券を送ってくださるとのこと。

 いよいよ縁結び大祭。宿の人が早く申し込みだけ済ませた方が良いと教えてくれたので、朝7時に宿を出る。大社から徒歩3分という便利な宿だったので、非常に助かった。朝の参道は人気も少なく、すがすがしい。下り坂になった参道の先に、中央に松林が立ち並ぶ参道が続く。両側には芝生が広がっている。この参道に入った途端、空気がさらに澄んできた。この場だけがこの世ではないような、穏やかで限りなく清浄な世界。その参道の端っこを、神様とすれ違いざまにぶつからないよう気を付けながら歩いているような気分だった。

 申し込みをするテントが見えてきた。薄いブルーの袴をはいた神職の人が近づいてきて、「どちらの県からいらっしゃいまいしたか?」と聞く。これが噂の、各県代表者が玉串を捧げるという役を決める手順らしい。私が「神奈川県からです」と言うと、「そうですか。」とそれだけ。ところが、友人が「栃木県からです」と言うと、「代表として玉串を捧げてもらいますので、後からご案内します。」と言われ、紅白のリボンを胸につけてもらった。すごい!友人は何とあの玉串捧げ係に選ばれたのだ!なんというラッキー。二人で興奮しながら、宿に戻って朝食を食べる。

こうして、いよいよ10時の式典が来た。続く。