先月梅田芸術劇場で宝塚花組全国ツアー「小さな花がひらいた」「ル・ポァゾン」を見てきました。(古い話ですみません)
両方とも再演と言うことでしたがなかなか良かったです。
宝塚で日本物って初めてだったのですが、日本物には日本物の所作やせりふの言い方などがあるようで、こういったものも伝統として引き継いでいかなければならないのでしょうね。
主演の蘭寿とむさん江戸の硬派な大工の棟梁役ぴったりでした。
そして青天が似合うと言うのが衝撃。
本当にこの方たちはうら若き女性なのだろうかと不思議な気持ちに。
蘭乃はなさんのおりつもかわいらしくて健気な感じが出ていて良かったです。
この方は日本物が良く似合いますね。
くろの華形ひかるさんも役がぴったり。
「銀ちゃんの恋」のやすを思い出しました。
切なくて、最後はほっこりする良いお話でした。
それにしても、この方たちがついこの間までファントムをされていたとは信じがたいです。
ほんとにすごい劇団です。
老若男女海外ミュージカルから日本物まで演じられないものはないって感じです。
そしてル・ポァゾン。
蘭寿さんのダンスがほんとにカッコよかったです。
キレキレのダンスも優雅に踊るダンスもどちらも素敵!
ダンスが上手な方って見せ方上手ですね。
歩く後ろ姿、髪を撫でつけるしぐさ、ジャケットを脱ぎ棄てるところ。
何をしてもかっこいいんです。
お芝居とのギャップがまたいい。
宙組の時はどちらかと言うと苦手な感じでしたが花トップになって「ファントム」を見てから、気になる存在に。
お芝居とかちょっと苦手なところもあるのですが、なぜか気になる。
もう一度見たいと思わせる不思議な人です。
是非大劇場でショーを見てみたいです。
「復活」「カノン」期待してます