第2章 四字熟語の壁


200点中160点で合格、という漢検一級。


ネットで1級合格者の体験談を読むと

「四字熟語を最初に勉強したほうがよい」

とある。


200点中30点が四字熟語だから…ということらしいが、1級の四字熟語ってのが2000個以上ある。


これを全部覚えても30点しか稼げないのは随分な遠回りとも思えるが、四字熟語によって難しい漢字も覚えられるという副作用があるので、大局的には近道になるらしい。


で、ほとんどの受験生が使う教材が

「漢検四字熟語辞典」(日本漢字能力検定協会)

という辞典。2800円もする。

協会のズルさがよくわかる。





現在出版されてるのは第2版。

筆者は旧版のものをネット通販の古本屋で300円で買った(第2版は見つからなかった)

どうせ大した改訂ではなかろうし、そもそも全部を覚えるつもりはない。これで十分だ。


ついでに三省堂の例解漢和辞典が中古で100円だったので、合わせて購入したが…

これは中学生向けの漢和辞典だった。

まあ何かの役には立つだろう(オモシとか)


一方の四字熟語辞典。

これはいい買い物をした。

中古だが新品同様だった。

読み物としても大変面白い。






お高い女の寝室を表す四字熟語!!

「翠」「閨」という1級対象の難しい漢字も覚えられる、って寸法だ。


この辞典を8月くらいまでに覚えるのが目標である。

なかなか険しい道だ…

まあ生涯学習のつもりでノンビリとやろう(←早くも合格諦めモード)