我が家の自閉症の息子は26歳になりますが、洋式トイレでおしっこをするとき、便座を上げて周りに飛び散らないようにすることができません。便座が下がったままでもそのまましてしまうため、便座やその奥の蓋にまでおしっこがかかり放題になり、そのあとの掃除が大変です。仮に便座が上がっていても、便器の周りに飛び散らしてしまいます。

 

 もともと、幼児期に妻が熱心にトイレトレーニングをしました。初めはおまるを使い、その後は洋式トイレに座っておしっこができるようになりました。 今思うとここで止めておけばよかったのですが、その後「立っておしっこをする」ということを教えました。教え始めの段階から周りを汚してはいましたが、小さい頃はおしっこの量もそれほど多くなく、「そのうちちゃんと便座を上げて、まわりにまき散らさずにできるようになるだろう」と考えていました。

 

 今振り返ると、ここが失敗でした。体が大きくなっても、おしっこをまき散らしてしまうことは直りませんでした。背が高くなり、便座より高いところからおしっこをすることになるし、量も多くなるので小さいとき以上に掃除が大変になりました。

 

 そこで、高校生を過ぎたくらいからだったと思いますが、立ってするのをやめ、再び座ってするように教え始めました。 しかし、それまで慣れ親しんだやり方を変えるのは非常に大変です。トイレのドアにセンサーをつけて、ドアが開くとチャイムが鳴るようにして、息子がトイレに入るたびに「座ってね」と声かけをするようにしました。声をかけたときは座るのですが、声掛けをしないと立ってしてしまうことも多く、これは未だに続いています。

 

 うちの子は特別支援学校(養護学校)の中でも重度で手がかかる方でしたので、少し極端なケースかもしれませんが、もし同じように悩む方の参考になればと思い、書かせてもらいました。

 

 なお、以下は宣伝ですが、タイマーと絵カードというAndroidのスマホで使えるアプリを作成しました。まだGoogle Playストアにアップするためのクローズドテスト中なのですが、使ってみたい方がいましたら連絡ください。