「最強のエンジニアになるためのロジカルシンキング投資術」まえがき
本の内容まえがき エンジニアの田中君が先輩からスキルを学んでいくシリーズ、本書で3冊目になりました。 「エンジニアのための〇〇」を考え始めた15年前に比べて、最近はエンジニアが随分メジャーになったと感じます。IT化の流れとともに、特にSE分野のエンジニアが増え、この傾向はまだまだ続きそうです。 ある職業が人気になっていく理由は「収入が多いから」が一番のけん引力になるのが普通でしょう。実際、エンジニアの給与は他産業より高くなっており、先行する米国の状態を見れば、この先、まだまだ高くなっていきそうです。 しかし、同時に「エンジニア個人のキャリア」も地に足をつけて考えていかねばなりません。技術革新が進むことは、「学んだ技術が陳腐化し、収入にならなくなる」ことを意味します。私自身、35年前に身につけたC言語でプログラムを記述する機会は滅多にありません。一方、枯れた技術の集大成である原子力設備のメンテナンス技術は、これまでの知識が今も通用しています。 これからのエンジニアはどうやって生き抜けばいいのでしょうか。 1 つは希少性のあるエンジニアになることです。例えば、プログラム言語を1つより2つ使えるエンジニアのほうが希少性があります。しかしながら、同じ分野でできることを増やしても、「それができるエンジニアはいくらでも存在している」のです。 一方、プログラムが書ける × 話せるエンジニアは滅多にいません。希少性があるのです。しかも、話し方のスキルは時代を経ても変わらないので、一度身につけると一生使えます。プレゼンの仕方も同じです。エンジニアは話すスキルは要らないと思うかもしれませんが、エンジニアの離職原因は上司や職場の人間関係が一番多いのです。 また、技術のスキルに加えて、スムーズに意思疎通が図れたり、チームワークができるエンジニアは本人だけでなく、採用する側にとってもメリットが大きいのです。 エンジニアとして生き抜く方法は他にもあります。 スキルを収入に変えるのではなく、仕事に関係なく、収入そのものを手に入れるのです。そうすれば、収入のために世間のニーズに合わせてスキルを身につけるのではなく、自分が好きなスキルを極めることができます。 今、世間ではFIRE(Financial Independence, Retire Early)して、経済的に自由になることが注目されています。しかし本書では、働かないためではなく、将来の心配なしに自分の好きな技術を極めるためにFIREするのです。 それでは、FIREはどのように達成すればよいのでしょうか? エンジニアは不具合の対策や技術開発にロジカルシンキングを使います。私も原子力設備のメンテナンス技術にロジカルシンキングを使って、前例のない事象に対処してきました。 話し方も、技術も、投資も、成果を上げるための考え方は共通しています。本当に実用的なロジカルシンキングができるのなら、「投資」でも成果を上げることができるはずです。しかも、エンジニアとして活躍するためのロジカルシンキングを身につける、ロジカルシンキングを使って投資で成果を上げるという一石二鳥を狙えます。 ここまで読んで、あなたはこう感じているかもしれません。 「投資の世界はそんなに甘くない! エンジニアがロジカルシンキングで考えた投資法で利益が上がるのなら、世の中誰も苦労しない!」 机上の空論なのか、あなたの人生を変える方法なのか、ぜひご自身で内容を確認してみてください。 それでは、ロジカルシンキング投資術の講座を始めます!ZOOM飲み会はこちら「ロジカルシンキング投資 ZOOM飲み会など」投資の教科書でご縁を頂いた方々の連絡フォームです。 回答いただくと結果が自動的に回答者に送信されます。 メールアドレスが間違っていると自動送信がありません。ご注意ください! ZOOM飲み会はご希望者にあわせて適宜開催します。 forms.gle「話し方、ロジカルシンキング投資に興味あるかも」と感じたら下記をクリック!または @engineertext を検索