何が原因だったのか、未だにわからない

中学2年生の頃、頭の中に自然と映像が流れるようになった。その映像に引きずられるように独り言を言ったり、空笑いをしたり、勉強部屋の中を歩き回ったりするようになった。これが統合失調症の始まりだったのだと思う。

中学3年生になると、不登校になり、心が荒れていった。未成年の飲酒やタバコ、さらには万引きにも手を染めた。当時の自分は自分をコントロールできなかったのかもしれない。

その後、病院に入院することで症状は改善したものの、社会復帰は果たせず、心の荒れは続いた。退院後はゲーム漬けの生活。人生の転機となったのは、インターネットとの出会いだ。

タッチタイピングに夢中になり、ネットサーフィンにのめり込む日々が続いた。その過程で少しずつ新しい興味やスキルを身につけることができた。そして、どうにか自動車免許を取得し、通信制高校も卒業した。

現在はアパートで一人暮らしをしており、デイケアに通いながら生活を支えている。家で「こどおじ」をしていた時期もあり、グループホームを2件渡り歩いて、今のアパート生活に至った。アパートの家賃は父親が支払ってくれているが、それでも少しずつ自立の道を歩んでいると感じている。

振り返れば、紆余曲折の人生だった。今もタバコをやめられない自分がいるけれど、少しずつ前に進んでいる。