今年最初のCINEMARKですね!
去年から園子温のトリコになってる僕です。
っと言う事で今回は
ヒミズ
「行け!稲中卓球部」で人気を獲得した漫画家・古谷実が、
“ヤングマガジン”で連載していた問題作を、
『冷たい熱帯魚』『恋の罪』と野心作を連作する園子温監督が映画化。
主人公を演じる染谷将太、二階堂ふみという、きら星のごとく現れたふたつの新星が、
思春期の若者たちが抱える衝動がぶつかり合う熱演を見せ、
第68回ヴェネチア国際映画祭では最優秀新人俳優賞にあたる
マルチェロ・マストロヤンニ賞のW受賞を果たした。
そんな新しい才能の誕生に注目して観たい。
若い二人の周りを固めるのは
過去の園子温作品で印象深い役柄を演じたひと癖もふた癖もある俳優たち。
そんな彼らの演技のアンサンブルを楽しむのも一興だ。
あらすじ
住田佑一(染谷将太)、15歳。彼の願いは“普通”の大人になること。
大きな夢を持たず、ただ誰にも迷惑をかけずに生きたいと考える住田は、
実家の貸ボート屋に集う、震災で家を失くした大人たちと平凡な日常を送っていた。
茶沢景子(二階堂ふみ)、15歳。夢は、愛する人と守り守られ生きること。
他のクラスメートとは違い、大人びた雰囲気を持つ住田に恋い焦がれる彼女は、
彼に猛アタックをかける。
疎ましがられながらも住田との距離を縮めていけることに日々喜びを感じる茶沢。
しかし、そんな2人の日常は、ある日を境に思いもよらない方向に転がり始めていく。
借金を作り、蒸発していた住田の父(光石研)が戻ってきたのだ。
金の無心をしながら、住田を激しく殴りつける父親。
さらに、母親(渡辺真起子)もほどなく中年男と駆け落ち。
住田は中学3年生にして天涯孤独の身となる。そんな住田を必死で励ます茶沢。
そして、彼女の気持ちが徐々に住田の心を解きほぐしつつあるとき、
“事件”は起こった……。
“普通”の人生を全うすることを諦めた住田は、その日からの人生を“オマケ人生”と名付け、
その目的を世の中の害悪となる“悪党”を見つけ出し、自らの手で殺すことと定める。
夢と希望を諦め、深い暗闇を歩き出した少年と、
ただ愛だけを信じ続ける少女。
2人は、巨大な絶望を乗り越え、
再び希望という名の光を見つけることができるのだろうか……。
ここからネタバレ
ぶっちゃけ漫画を読んでいて世界観が凄まじくもの凄く暗い内容。
思春期の少年(住田佑一)が自分を底辺だと認めたくない一心で普通を装う。
借金まみれの父親に『お前いらないんだよ!死んでくれ!』と言われ。
母親は数千円を置いて男と出て行く。
それでも自分は普通だと言い聞かせ学校にも行かずに母の貸しボート屋を一人でやっていく。
そこに現れたのがクラスメイトの女の子(茶沢景子)が
おせっかいの様に貸しボート屋をお手伝いする。
漫画のと~りに進んでいくのですがここで原作と違うのが3.11の震災を絡めています。
園子温エフェクトと言いましょうか...ちょっと強引な差し込み方が引っかかりました。
多分そ~と~3.11の震災が園子温監督に刺さってたんでしょう。
気持ちはわかります。
ただ本作には全くいらない演出だと思います。
あと漫画では中三の男女がSEXするシーンがあって
園子温監督はど~するんだろうと思っていました。
なんせ園子温監督の作品には
暴力、エロ、闇、の三つが欠かせないんです。
んで本編で中三同士のSEXシーンは全くありません。
ど~~した園子温!
ま~しょうがないと言えばそれまでだけど...
ちょっと残念。
大事な三大要素の一つが欠けていたのは結構ポイントダウン。
もっとダークサイドを見せて欲しかった。
まぁ明るくなって泣いてた女性がいたのはビックリしましたが、
今思い起こしてみると感動映画だったのかな?
なんて...
って事で
☆☆☆
映画としては素晴らしいです。
時間も2時間越えでお腹いっぱい。
ただ『冷たい熱帯魚』からの俺の期待値が高くて物足りなさが...
ちょっとガッカリだったかな?
園子温監督じゃなかったら星2つですね!(笑)