(昨日終値1万4404円、シカゴ日経平均先物1万4360円 )
寄り付き前の状況はNYダウが小反落、円相場も落ち着いていることから
一定の方向を示すような注文状況はなく、売り買いまばらというところ。
外資系証券の注文状況は5日営業日ぶりに売り越しの状態となっていました。
寄り付きはNYダウの下落の流れの方が意識されたことや、3連休後にFOMC
が開催されることから、利益確定を含め手仕舞いの売りが目立ち、続落となり
ましたが、先高観による押し目買いから売り一巡後はプラスに転じました。
9月のメジャーSQ概算値は1万4323.29円と低かったためか、この低い値が
意識されてか前場はほぼプラス圏で推移をした中で、麻生財務相が
「法人税引き下げよりも、投資減税などの方が即効性がある」
と発言したことが伝わり、景気浮揚策としての法人税率引き下げの可能性を期待
していた市場はこれを嫌いました。また10時過ぎに1ドル99.80円まで円安が
進んだ円相場も円高に転換したことから、平均株価はマイナス圏に転じての前場
の終了となりました。
後場に入っても円高傾向が止まらず、1ドル99円半ばまで円高が進んだこと
もあり続落し、SQ値をも下回ったことで下げ幅を拡大。一時高値から200円
以上下落する場面もありました。しかし、次期FRB議長候補として金融緩和
縮小に対してタカ派であるローレンス・サマーズ元米財務長官を指名する
方向で最終調整に入ったと報じられると円安に転じ、日経平均株価もこれに
追随し急速に値を戻しています
主力株には利益確定の売りが先行しましたが、その他の株の上昇がこれを打消し、
日経平均株価終値は17円髙の1万4404円となっています。東証一部の売買
代金は2兆7297億円売買高は36億6160万株。値上がり銘柄は1002に対し、
値下がりは610、また変わらずは142。
終値がSQ値を上回りましたので、今後の展開が期待されまし、日経平均株価
は17円高であるものの、売買代金及び値上がり銘柄数を考えると、マーケット
の底上げが感じられ結果となっています。
耳にタコができてしまいそうですが、来週はメインイベントの一つである
FOMCが開催されます。縮小かそうでないかは、いまのところまだ不透明では
ありますが、縮小幅に関しては100億ドル、いや150億ドル、いやいや200億
ドルなどの話しが出てきているのは、前にお伝えした通り。
アジア新興国の株式市場が反転してきていることを考えると、緩和縮小は既に
市場に織り込み済みされていると考えられ、あとは縮小幅のみが焦点でしょか。
個人的な意見は別にしても、このことを考えると縮小しないということが選択
されれば、それはポジティブ・サプライズです。
一方大きく下落をするとすれば、予想外の大幅縮小のみとなります。
少し楽観的すぎますかね。
<テクニカルの視点>
25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロスをし、また5日移動
平均線(1万4369円)を下回らなかったことはポジティブです。
下値としては一目均衡表の転換線である1万4142円とボリンジャーバンドの
+1σがある1万4162円は重要な領域となります。
上値メドは先日のポイントとなった1万4500円、そして11日の高値の
1万4561円が挙げられますが、実は1万4500円台は過去の例からも、
あまりもみ合わないところ、状況によってはもみ合いポイントである
1万4635円近辺が見えてきます。
<本日の相場格言>
理論家は理路整然と曲がるなり
<火曜日の易経>
ひのえ いぬ = 見送る
昨日のお告げは「大下落の危機」。
お告げ通りに「大下落の危機」がなかったわけではないのですが、前日比
150円ぐらいの下落はさすがにその確信には至りません。よって今回は
「×」とします。
(易経通算成績表28勝20敗9引き分け)
★□火曜日の経済指標□★
日本時間10:30 豪準備銀行金融政策決定理事会議事録公表
日本時間17:00 ユーロ圏7月経常収支
日本時間17:30 英8月生産者物価指数(前年比+1.8%)
日本時間17:30 英8月消費者物価指数(前年比+2.7%)
日本時間17:30 英8月小売物価指数(前年比+3.2%)
日本時間18:00 独9月ZEW景気期待指数(45.5)
日本時間18:00 独9月ZEW現況指数(20)
日本時間18:00 ユーロ圏9月ZEW景気期待指数
日本時間18:00 ユーロ圏7月貿易収支
日本時間21:30 米8月消費者物価指数(前月比+0.2%)
日本時間21:30 米8月消費者物価指数・コア(前月比+0.1%)
日本時間22:00 米7月対米証券投資
日本時間23:00 米月NAHB住宅市場指数(59)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
米連邦公開市場委員会・FOMC(~18日)

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