(昨日終値1万4466円、シカゴ日経平均先物 1万4330円)
米国株の史上最高値の更新とドル・円が99円台に入ったことを好感し、
輸出企業を中心に寄り付き前から買いが集まりました。寄り付き前の
外国証券の注文状況も売りが1050万株に対し、買いが1610万株と
買い越し幅を前日から拡大。
為替が前日のクローズから1円の円安になったために、200円以上の
ギャップを空けてのスタートとなるのではとの話しもありましたが、
実際は173円のギャップを空けてのスタートとなりました。
少し失望感もあった気がしますが、寄り付くと、主力輸出企業だけでなく、
日米欧の三極での金融緩和政策を背景にして、証券・銀行等の金融株や、
景気敏感銘柄に買いが集まり、上昇幅を伸ばしました。
上昇幅を拡げる中、水曜日・木曜日ほどには海外の年金ファンドからの買い
注文は目立ちませんでしたが、先物を中心に外国勢の買い意欲は相変わらず
強く上昇をサポートしました。
他のアジア諸国の株式市場は高く寄り付いた後、徐々に上昇幅を縮小し、
右肩下がりとなりました。週頭には新興国の売りは日本株の下落に繋がって
いましたが、昨日は新興国の下落に影響せずに上昇し続けたことで、資金の
新興国からのシフトを想起させたことが、より一層買い手の安心感につながった
ものと考えています。
夜の米雇用統計の発表を控える中、手控えムードが広がるかと思われましたが、
手控えムードというよりも、最近の経済指標において好調な雇用市場の数字が
発表されていることから、それを先取りするような買い意欲が強く、そのまま
上げ幅を拡大しえ終了しています。
終値は木曜日比460円高の1万4466円、売買代金は26億8654万株、売買代金は
2兆3170億円となりました。
さて、月曜日。注目の米雇用統計は失業率の低下が見られましたが、非農業部門
雇用者数は予想を下回るなど、市場の期待に沿う内容ではありませんでした。
それを受けNYダウは雇用統計後にはマイナス圏で推移をしたあと、引けにかけて
上昇をするなど、力強さは失われていません。しかし、一方で円相場は50銭以上の
円高になっていることから、円高を嫌気して下落をして開始されると思います。
ただ金融緩和縮小懸念が遠のいた今、依然にも増して押し目買い意欲は強いと思われ、
ジワジワと値を上げるのではないでしょうか。
<テクニカルからの視点>
終値が25日移動平均線をこえ、また一目均衡表では雲上限そして、転換線をも
ブレークしたことは、安心感が拡がるものです。
しかし昨日の上昇でも、トレンドライン分析では7月19日、23日そして25日
を結ぶダウントレンドを超えきれませんでした。
1万4500円を超え、これをサポートとする動きとなれば、レンジは1万4500円
から1万5000円のレンジに一段階繰り上がることになります。
ブレークできない場合は7月下旬からのギャップを空けての動きのなかで、真空
状態となっている1万4000円~1万4150円を意識してくると考えてゐます。
<月曜日の易経>
みずのと う = 買いに利あり
昨日のお告げは「なりゆき買い」。
昨日の相場は右肩上がりとなりましたので、これは文句なしに○となります。
(易経通算成績表16勝7敗4引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間10:45 中国7月HSBCサービス業PMI(前回51.3)
日本時間16:55 独7月サービス業PMI・確報値(52.5)
日本時間17:00 ユーロ圏7月総合PMI・確報値(52.5、前回52.5)
日本時間17:00 ユーロ圏7月サービス業PMI・確報値(49.6、前回49.6)
日本時間17:30 英7月サービス業PMI・確報値(57.1、前回56.9)
日本時間18:00 ユーロ圏6月小売売上高(‐0.5%、前回+1.0%)
日本時間23:00 米7月ISM非製造業景況指数(53、前回52.2)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
HSBCホールディングス、第二四半期決算発表
フィッシャー米ダラス連銀総裁講演(日本時間24:45)

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