(昨日終値1万3542円、シカゴ日経平均先物 1万3210円)
シリア情勢の緊迫化によってNYダウが64ドル下落をし、また円相場も
オセアニア時間帯に円高方向へ進むなどしたことから、寄り付き前から
向かい風の状態。
国際優良株及び、日経平均への寄与度の高い銘柄は売り優勢となる一方で、
外資系証券会社の注文状況は140万株の買い越しとなった寄り付き前でした。
寄り付きは前日比85円安で開始された後、そのまま100円を超す下落となり
ポイントの1万3500円を試しにかかりました。しかし、売り一巡後は押し目
買いが優勢となったことや、円安に円相場が動いたことから日経平均は
持ち直しました。
その後オープンしたアジア諸国の株式相場も大方小幅下落に留まり、上海市場
は上昇したために、持ち直した後は前日の終値近辺である1万3600円を奪還し
上昇し、一時は前日比42円高まで行きました。
ただこれといった買い材料もなくグズグズとした動きとなっていたところ、
注目のアジア諸国の株価が大幅に下落しはじめ、上昇していた上海市場さえ下落を
するなどしたため、日経平均は下げに転じたあと、急速に下落。
結局は始値とほぼ変わらない1万3542円で引けとなりました。売買高は
17億1319万株、売買代金は1兆4323億円に留まり、売買代金はこれで
12営業日連続の2兆円割れを記録しています。
一昨日より一層の緊迫感を強めているシリア情勢ですが、米NBCテレビは
早ければ29日にもミサイル攻撃を開始されると報じています。米軍は大統領の
指示があれば直ちに対応する状態となっています。
ただ、この攻撃は3日間限定で化学兵器施設への空爆になり、アサド政権を打倒
というよりも警告的な意味合いが強いものされており、ホワイトハウスも
アサド政権崩壊は目指さないと言明しています。
旧宗主国であるフランスはシリアの化学兵器使用を罰する用意があると
発表しています。
このシリア情勢の緊迫化を嫌気して海外相場は大幅に下落をしています。リスク
・オフとなっていることは円高・債券高となっていることからも明白です。
本日の日経平均は、先日の下落時に1万3200円台で反転したため、本来ならばその
手前である1万3300円前半で買いが出やすいものですが、今回は「欧米を
巻き込んだ攻撃」というイベントリスクが発生しているために、この1万
3300円では止まりません。先日付けた今月の最安値の更新する動きとなる
と考えています。
買い手は1万3000円割れの可能性を念頭にするでしょうから、買い控えの
中、今日は猛烈な逆風の中でのスタートとなります。
<テクニカルの視点>
昨日の夕方で状況を出すならば、1万3500円がサポートされるか否かとなった
と思いますが、本日は外部状況が状況なだけに、下値は1万3500円では
止まりません。
下値メドとしては先日の安値である1万3238円、ボリンジャーバンドの-2σ
がしめす1万3116円そして節目の1万3000円があげられます。
上値メドとしてはここまでサポートの目安となっていたボリンジャーバンドの
-1σ(昨日終値ベースで1万3486円)、5日移動平均線がある1万3525円と
なります。
<本日の相場格言>
相場は悲観の中にうまれ、懐疑の中で育ち、楽観のなかで成熟し、
幸福感の中で消えていく
<本日の易経>
ひのえ とら = 買い出動
昨日のお告げは「利食い千人力」。
昨日は安く寄り付き、一時プラス圏で推移をしましたが、結局は前日比
93円安となり、ローソク足でいくと陰線で引けています。利食い千人力
と言えばその通りとなりました。よって昨日は、「○」とさせていただきます。
(易経通算成績表21勝15敗7引き分け)
★□月曜日の経済指標□★
日本時間19:00 英8月CBI流通取引調査(20)
日本時間15:00 独9月Gfk消費者信頼感(7.1)
日本時間20:00 米MBA住宅ローン申請指数
日本時間23:00 米7月中古住宅保留件数指数(前月比±0%)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
米5年債入札(350億ドル)
伊短期債入札
カーニーBOE総裁、講演

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