(昨日終値1万4053円、シカゴ日経平均先物1万4130円 )
前日のダウが小反発し、また為替も99円台をキープするものの、再燃した
シリア情勢の緊迫感から、昨日予想した通りにまずは利益確定の動きが顕著
となり、寄り付き前から寄与度の高い銘柄は売り優勢。
外国証券会社の注文状況も340万株の売り越しとなり、2営業日連続の売り
越しの状態でした。
寄り付き前の情勢そのままに前日比103円安のスタートとなりましたが、
9時半頃に関東地方で地震があり、9月6日に「大地震が日本に来る」と
予知をされている(予知をした人は昨日9月下旬に変更しました・・)
事も手伝ってか(?)円高から下落。このタイミングで昨日の最安値と
なる1万3843円をつけました。
ただし、円安で利益が十分上がる輸出企業や、オリンピック開催期待が続く
なか、下落幅は昨日お伝えした通り限定的。押し目買い意欲は高まりを見せて
おり、円相場が午後に99.80近く、また1ユーロ131.30円まで円安が進んだ
事も買いを誘い、前日比マイナスからプラスに転じ、上値メドの1万4千円
をもブレークしました。
1万4000円にはコールオプション(1万4000円で買う権利)の建玉がある
といわれており、このまま1万4000円が続けば、このオプションを売った人
は買った人に権利を行使されると損をするため、行使されてもいいように
買いを入れたことが1万4000円を突破後の上げエネルギーとなったようです。
結局終値は75円高の1万4053円、売買高は22億6824万株、売買代金は
1兆7881億円でした。
シリア情勢は米上院外交委員会で、最大90日、地上部隊の投入はしないなど
の条件つけをしつつも容認決議案が合意しました。ロシアのプーチン大統領
も化学兵器の使用の事実が確認され、国連決議がなされれば、攻撃支持する
場合もあるとしました。
相変わらずの不透明さは頭を抑える要因となりえますが、英国の裏切りがあり
一時怯んだ米国も、結局は攻撃をするというのが多分誰も思っていることでは
無いでしょうか。シリア情勢の開始は既にテークインされ、あとは攻撃の期間
が問題か。
為替の100円の壁は重いものの円相場は相変わらず99円台であり、また欧米の
株式市場はいずれも上昇をしていることから、本日も何等かの突発的なイベント
リスクが発生しない限り、1万4000円近辺を底とする上値試しの動きとなります。
***
現在、7月中旬からのダウントレンドは先日の1万3750円超えで終了
しましたが、実はここからがもう一勝負です。
それは1万4200円の壁です。
現在の流れは(といってもあと3か月残っていますが)5月に高値を付けた
あと下落し、6月に反転。7月に高値を付けてまた下落し、ここにきて再び
上値試しとなっています。
1万4200円の壁、それはこの5月と7月の高値を結んだ明確なダウン
トレンドの線を超えることができるか否かということ。破ってこれれば
4か月に及ぶダウントレンドの終焉を意味します。
<本日の相場格言>
群衆はいつも損をする。なぜならば、群衆はいつも間違っているからだ。
彼らはいつもノーマルな動きしかしないから、間違っているのだ。
(アメリカのファンドマネージャーのことば)
<本日の易経>
きのえ いぬ = だまって買う
昨日のお告げは「まだまだ上がる」。
終値は3週間ぶりの1万4000円台の回復となりました。一昨日昨日での
589円の上昇に加え4日の75円の上昇ですから、昨日のお告げは「○」と
いたします。
(易経通算成績表24勝18敗7引き分け)
★□本日の経済指標□★
日本時間10:30 豪7月貿易収支(1億豪ドルの黒字)
日本時間19:00 独7月製造業受注(前月比-1.0%)
日本時間20:30 米8月チャレンジャー人員削減予定数
日本時間20:45 欧州中央銀行理事会・政策金利発表(0.5%据え置き)
日本時間21:15 米8月ADP全国雇用者数(+18.5万人)
日本時間21:30 米新規失業保険申請件数(33万人)
日本時間21:30 米第2四半期非農業部門労働生産性・確報値(前期比年率比+1.5%)
日本時間21:30 米第2四半期単位労働コスト・確報値(前期比年率+0.9%)
日本時間23:00 米8月ISM非製造景況指数(55)
日本時間23:00 米7月製造業受注指数(‐3.5%)
*カッコ内は全てマーケット予想
★☆イベント☆★
日本・日銀金融政策決定会合結果発表
G20首脳会議(~6日)
コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁講演(日本時間9:00)
黒田日銀総裁会見(日本時間15:30)
スペイン国債入札(日本時間17:30)
イングランド銀行金融政策委員会、政策金利発表(日本時間20:00)
欧州中央銀行理事会、政策金利発表(日本時間20:45)
ドラギ欧州中央銀国総裁・記者会見(日本時間21:30)
コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁講演(日本時間22:00)

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