イベントで配るものを考えていて、チラシ以外に何かないかと探していました。

見つけたのが AR に対応したカードです。名刺くらいの大きさの紙なのに、かざすと映像が出て、さらにそこから先の案内までつながるとのこと。仕組みを調べてみたので、分かったことを書いていきます。

デジスタカード

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カードそのものの話から

まずは物としての仕様です。

  • 大きさは 85mm × 54mm
  • 縦型と横型が選べる
  • 最小で50枚から

85mm × 54mm というのは、クレジットカードと同じ大きさだそうです。財布に入る、名刺入れに入る、というサイズ感ですね。

チラシと違って捨てられにくいのは、この大きさによるところが大きいと思います。

かざすと何が出るのか

アプリを入れる必要はなくて、カードの QR を読むとブラウザで体験が始まる仕組みです。

出せるものは、動画、音声、画像、PDF。特典として配ることもできるそうです。

「映像を見せる」だけではなくて、「持って帰ってもらう」ところまでできるのが、思っていたより幅が広いなと感じました。

3種類あります

プランの比較

用途によって選べるようになっていました。

シンプルARカード(24,750円〜)

AR の表示だけの、いちばん基本のかたちです。小規模なイベントや SNS で配るのに向いている、という案内でした。

認証付きARカード(29,040円〜)

シリアルコードやログイン認証で、対象の人だけに見せられます。認証のときにメールアドレスを集めることもできるそうです。購入特典や継続特典向け。

ボイス付きARカード(31,460円〜)

これがいちばん驚きました。電話がかかってくるような形でボイスメッセージが届くそうです。通話の回数は3回か5回から選べるとのこと。声優さんの企画やシナリオ体験に向いている、と書かれていました。

金額はいずれも税込・配送費込みの表記です。

なお、キラカードにするホログラム加工は追加で10,000円。これはシンプルARカードだけの対応だそうです。

たくさん配るとどうなるか

価格表を見ていて驚いたのですが、8,000枚を超えるところまで載っていました。

枚数 シンプルARカード 1枚にすると
50枚 24,750円 約495円
500枚 118,360円 約236円
2,000枚 308,550円 約154円
8,000枚 715,880円 約89円

50枚のときは1枚495円ですが、8,000枚だと89円。ずいぶん下がります。

表に載っている枚数を超える数量も相談できる、と書いてありました。

LINEにつながるという話

LINE連携

ここが今回いちばん「なるほど」と思ったところです。

AR の体験を入口にして、LINE のミニアプリを起動したり、公式アカウントの友だち追加につなげたりできるそうです。

配る側からすると、カードを渡した時点では相手が誰か分かりません。でも LINE でつながれば、そのあとも案内を届けられます。カードが一度きりで終わらない、というのはそういう意味なのだと理解しました。

受け取る側にとっても、新しくアプリを入れる必要はなくて、いつもの LINE の中でミニアプリとして開くだけとのことです。ここは配る前の不安がひとつ減ります。

サイトでは「カードは接触のきっかけ、ARは体験による興味喚起、LINEは継続的な接点」という整理がされていました。役割が3つに分かれていると考えると分かりやすいです。

会社の側で用意するもの

ARグッズの一覧

LINE とつなぐ場合、こちらで準備することがあります。

  • LINE公式アカウントを開設しておく
  • LINE Developers での設定(プロバイダーや LIFF アプリ)
  • アカウントの管理や設定への対応

専門知識がなくても導入できて、手順や設定方法はサポートしてもらえるとのことでした。とはいえ、最初の手続きは会社側で行う必要があります。

ひとつ、注意書きとして目立っていたことがあります。LINE公式アカウントは1つのプロバイダーに1回しか紐付けできず、後から変えられないそうです。だから自社の環境で構築して紐付けるのが最も安全だ、と案内されていました。

外部に任せきりにすると後で困る、ということだと思います。ここは知らないまま進めると危ないところです。

どれくらいかかるのか

よくある質問

カードそのものの製造は、仕様が確定してから通常1〜2週間程度とのことでした。

ただし LINE の連携を組み込む場合や、スタンプを作って申請する場合は、アカウントの準備状況によって変わるそうです。スタンプは LINE 側の審査期間も入ります。

なお、スタンプの制作を頼む場合は、カードに使ったイラストや画像の素材を渡す必要があるとのことでした。

まとめ

  • カードは 85mm × 54mm、縦横が選べて50枚から
  • アプリ不要でかざすと動画・音声・画像・PDF が出せる
  • プランは3種類。認証付きはメール収集、ボイス付きは通話回数3回か5回
  • 8,000枚だと1枚89円まで下がる
  • LINE とつなげば配ったあとも接点が続く
  • LINE公式アカウントの紐付けは1回きりで変更できない。ここは要注意
  • カードの製造は仕様確定後1〜2週間程度

価格や仕様は改定されることがあります。実際に発注するときは、そのときの案内を見て確かめてください。

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