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ビジネス界の巨匠

ビジネス界の巨匠を紹介するブログ。主に海外のマーケッターなどを中心に更新していきます。

何かの商品やサービスを売る際に、その商品の質自体は重要ですが、それと同じかそれ以上に広告が売り上げに占める重要性は高いものがあります。


いくら良い商品やサービスを開発しても、その良さが消費者に伝わらなければ、誰も興味を持つことも実際に手に取ってみることもないからです。まずは、関心を持って試してみようという気持ちを起こさせることがなにより大切なのです。
そのためにも、コピーライティング能力を磨くことは欠かせません。この能力はもちろん生まれつきのものもありますが、磨いて向上させることもできます。その1つの方法が、実際に成功していコピーライターの手法や言葉を研究して、自分のものとしていくことです。

その点、世界一のコピーライターとも呼ばれるゲイリーハルバートから学ぶことは、とても効果のある方法です。


ゲイリーハルバートはすでに亡くなってしまっているので、その現役の活躍ぶりは見ることはできませんが、残した逸話や教えからたくさんのことを学ぶことができます。

彼は、電話帳を見てそのデータを基にセールスレターを送って、多くの顧客の心をつかみ大もうけしたという逸話が残っていて、いかにセールスレターに込められた魅力的な言葉が素晴らしかったかが分かります。
いきなり見知らぬところから送られてくるハガキを読んで、実際の商品を見てもいないのに購入を決めるというのは、大変力のいることで購入を決意させる相当の力がその文面になければなりません。その点、このゲイリーハルバートは言葉の力を知り尽くしていて、顧客の心をすっとつかむことができたのです。


彼が書くセールスレターの特徴は、顧客の側に立って考えるというものです。
実際にゲイリーハルバートが書いて、大きな効果を収めたコピーを見ると、開発した人もしくは商品を使用した人の観点からストーリーのような形で書かれていて、宣伝文句というよりは体験談のような雰囲気さえあります。
そのため、内容を読んだ人はすっと感情移入ができ、商品そのものをイメージしやすいのです。


そして、彼のコピーが大変優れているのは、書くことと書かないで隠すことのバランスが絶妙なのです。
商品についての必要な情報をちりばめて、顧客がそれをイメージしやすいようにしていますが、詳細を書きすぎて興味を失わせたり、必要性を感じなくならせたりするようなことはありません。大事なポイントは伏せておき、実際の商品を使ってその魅力を知ってみたいと思わせるようにしているのです。

まさに、世界一のコピーライターと呼ばれるのにふさわしい人物です。