『ラスト・ワルツ』
毎度・毎度の滑り込みセーフ✋
「キネマ旬報シアター」最終日に鑑賞出来ましたした。
1976年11月25日サンフランシスコ・ウィンターランドで行われた【ザ・バンド】の解散コンサートを収めた音楽ドキュメント映画。。
彼等の解散を惜しむ、多くの有名ミュージャンが一同に介した、結成から16年間の集大成となる歴史的なコンサートとなった❗
[THE LAST WALTZ]
◇ 1978年作品
監督 : マーティン・スコセッシ
出演・演奏 : 【THE BAND】ロビー・ロバートソン、リック・ダンコ、レヴォン・ヘルム、リチャード・マニュエル、ガース・ハドソン
ゲスト出演 : ボブ・ディラン、ニール・ヤング、マディ・ウォーターズ、エリック・クラプトン、ヴァン・モリソン、ロニー・ホーキンス、ドクター・ジョン、ジョニ・ミッチェル、ポール・バタフィールド、ニール・ダイアモンド、ステイプルズ、エミルー・ハリス、、他
〈ザ・バンドの結成時について〉
1960年代初頭、【ロニー・ホーキンス】は、新たな地を求めカナダで活動を始めたが、バックバンドのメンバーの内、ドラムスの【レヴォン・ヘルム】以外が、ホームシック等により、脱退してしまった為、急遽現地で雇ったメンバーが、カナダ人の【ロビー・ロバートソン】【リック・ダンコ】【リチャード・マニュエル】【ガース・ハドソン】の四人だった。
その後、ロニーとは音楽的な志向の違いから、決別し、五人で活動を開始するが、そこで【ボブ・ディラン】の目に止まり、、
彼のバックバンドとして活動した事がきっかけとなり、1968年、バンド名を【ザ・バンド】と改め『ミュージック・フロム・ビッグピンク』でレコードデビューを果たした❗
カナダ人四人とアメリカ人一人の異色のグループ【ザ・バンド】。
カントリーやフォーク等のトラディショナルな音楽をベースとしながら、、ロックやR&Bと融合させた彼ら独自の音楽が、認められるのに、そう時間は掛からなかった。
その後、数々のヒット曲を生み出し、伝説のバンドへと進化して行く。
…………………
【ザ・バンド】自体、この『ラスト・ワルツ』がリアルタイムぎりぎりだった、中学生の私………酒も煙草も手を付けず(笑)、、ひたすら音楽に傾注していた頃、、、
洋楽ロックを、かじり立ての自分としては、、
これだけの有名ミュージシャンを、一気に観れる事に興奮を隠せず、友達三~四人で、、
ライブでも観に行くかの様にウキウキで、映画館に行った事を覚えています。
当時【レッド・ツェッペリン】の『狂熱のライブ』等は、野外フィルムコンサート等で観れた位で映像も音もそりゃあ、酷いもんでしたが、、、
こちらは、(当たり前ですが)綺麗な映画館で音も映像も最高でした👍(笑)
それから、、40年振りに……大スクリーン&大音量で再見出来た事に、感謝m(__)m
まだまだ前半の、、
【ドクター・ジョン】の『such a night』辺りから、、早くもジワジワと涙が溢れだした、、
既に他界してしまった、リチャード、リック、レヴォン、、を見るだけでも涙モノなのに、、
それ以上に、、
大袈裟かも知れませんが、自分自身のこれまでの人生がフラッシュバックして来る様な感覚でノスタルジーの世界にまた、浸ってしまいました。。m(__)m
それだけ、、音楽的にも映画的にも、この作品に大変影響を受けて来たと言う事を改めて感じました。
とにかく、、心の中で彼等と一緒に、最後まで叫び続けていました。
…………………
只一つ、、残念だったのが、字幕が公開当時から変更されていたところでしょうか………
あの【マディ・ウォーターズ】が演奏後に紹介される場面での字幕が、、「すごいね!マディ・ウォーターズ!」だったのですが、、
公開当時は「男だね!マディ・ウォーターズ~❗」だったかと思います。。
子供ながらに、シャレた台詞でカッコいいと思い、皆でマネしていた記憶が残っています。
調べると、公開時の翻訳は高瀬鎮夫さんでしたが、現代版(?)は、菊地浩司さんとの事。なので仕方ないですね、、
………………
動【ロビー・ロバートソン】のギターは、テクニックを全くひけらかす事なく、エモーショナルなギタープレイに終始している潔さと彼独特のグルーブ感が、男らしくてカッコ良かったが、、
改めて見ても、それをより強く感じました👍
とにかくミストーン等、お構い無しに魂の叫びの如く泣き喚いていた。。音色については、ストラトのリアピックアップを多用するが、ハムバッキングに改造しているので、、ピッキングは強いが、少し丸みと甘さが残る音。。
(ECの音色と聞き比べると分かり易いですね👍)
粋【レヴォン・ヘルム】は、歌いながら錨肩で叩く気合いのスタイル、スティックの振り方から何からとにかくメチャ粋!で、憧れました❗、、まるで、歌とリズムが一体化となっている様でバンドサウンドにマッチしていました👍
特に『Ophelia』『Up on cripple creek 』『The night they drove old dixie down』は名演です❗
唯一のアメリカンだった為、色々苦労はあった様ですね。。
素【リック・ダンコ】も、弾き方と歌い方のクセがスゴい❗生涯ワルガキ然とした、憎めない男👍ピック弾きベースのミュート感が、独特のリズムを引き出していますね!
バラード『It makes no difference』は泣けるが、『The weight』の歌い出しの「Crazy chester ~」の、ねちっこさも最高👍
憂【リチャード・マニュエル】は、本作では、精彩を欠き、、あの憂いのあるボーカルがあまり聞けずだったが、、この時、既に重度のドラッグ中毒で、使える映像が少なかったのかも知れません。これまで彼がこのバンドにもたらしたモノが大きかっただけに観ていてちょっと辛かった、、、
巧【ガース・ハドソン】は、とにかく個性的な音使いが印象的で、【ザ・バンド】サウンドを、彼が唯一無二のモノにしたとも言えるだろう!リバーブ強目のオルガンやクラヴィネットやモノフォニックシンセの使い方等、センスに圧倒されます👍あの、ムサイ風貌は正に職人気質❗
決して、キレイ事ばかりで無く、、
ロビーのワンマン体制に対する不満や、
長年、殆んどの時間を共にした仲間とのストレスやジレンマ等、精神的苦痛は、計り知れない程にあった様ですが……
最後の最後に、、
五つの個性が溶け合い、一つのハーモニーを生み出す。それは、生身の人間が、出来うる最高に良質な魂の音楽、、私にはそう聴こえ響いています。
★★★★☆
………………………………
その他ゲストに関して、語りだしたら、、大変な事になりそうなので、、泣く泣く割愛させていただきますm(__)m
⬆1989年【リンゴ・スター &ヒズ・オールスターバンド】の一員として来日した、生前の【レヴォン・ヘルム】&【リック・ダンコ】を、生で観る事が出来ました☝
時代は流れ、、多種多様な音楽が溢れていますが、、
暫くの間、当時の音楽に浸っていたいと思います👍
⬆最後は、映像もアルバムにも未収録ですが、、リチャードが素晴らし過ぎるので、、
この曲で〆させていただきますm(__)m




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