こんばんは。




みなさん、突然ですが

児童養護施設

ってどのような施設がご存知ですか?






「えー、なにそれー。障害者がいるとこ?」
「親とか仕事してる間に預かってもらうとこじゃないのー?」





なるほど、なるほど。








全然違います!







児童養護施設とは、

主に親から虐待を受けた子どもたち

が生活している施設のことです。(虐待児童以外の子どももいます。)



そこで今日は、児童虐待についてお話ししたいと思います。






まず、初めに昨年度児童相談所が児童虐待として相談対応をした件数はなんと、


        159000件

に上ります。


約13万人の子どもたちが親からの虐待を受けているのです。

そして、この数字は年々伸びています。


しかし、この数字はあくまで報告されている件数であり、実際にネグレクトなどの虐待は外からは、わかりにくいため、報告されていないことが多いのです。



虐待の種類は主に4種類あり、

・身体的虐待  約25%

・心理的虐待  約54%

・ネグレクト(育児放棄) 約20%

・性的虐待  約1%

です。



最近のニュースで、勉強をしない息子に父親が腹を立て、ナイフで刺し殺してしまった事件がありました。





悲惨ですよね。なぜ、父親はそこまでしてしまわなければならなかったのでしょうか。





2018年の3月に義父からの暴行を受け、5歳で亡くなったゆあちゃんの事件も記憶に新しいです。



今現在、このようや悲惨な事件によってたくさんの子どもの命が失われています。







平成28年に児童福祉法の一部が改正されました。



その内容は、

・児童福祉法の明確化

・児童虐待の発生予防

・児童虐待発生時の迅速、的確な対応

・被虐待児度への自立支援


です。









このような悲惨な事件が相次ぎ、政府が動いたのです




                         が!




私が通わせていただいている施設の方からすると




やっとかよ!!!!





とのことです。





児童福祉法が制定されたのは昭和22年





なんと!戦前からのものをこの時代になっても



ずぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと使い続けてきたのです!






しかし、まだ「懲戒権」については明記されていません。




懲戒権とは、簡単に説明すると



親が子どもを教育のために懲らしめる権利


のことです。





「少しでも手をあげたら虐待である!」
と考えている施設の方々からすると早く制定されて欲しいものです。





なぜこんなに多くの子どもたちが犠牲にならなければならなかったのか、国はそれまでなぜ動いてくれなかったのか。



施設の方は嘆いていらっしゃいました。






以前私が読んだ記事に、虐待によって亡くなってしまった子どもに対し、「これ以上、このような悲惨な事件が起きないためにも、、」と書かれていました。






施設に通っている私からすると、




「え、死ぬことだけが悲惨なことなの?」




って思っちゃいます。





今、私が通わせていただいている施設には約40人の子どもたちが暮らしており、それぞれが辛い過去を持っています。





死んでしまわなくても、虐待を受けた過去を持ち、苦しみながら生きている子どもたちもたくさんいるのです。




施設内の出来事はプライバシーの侵害になるため、ここで紹介することはできませんが、そこに暮らす子どもたちの苦難を聞いて心が痛みました。







子どもは親から虐待されると、親に対して憎いという感情ではなく

「自分が悪い子だから」

と考えてしまいます。





そして、児童相談所に保護されると、



「自分は悪いことをしたために親から捨てられてしまった。」




と思ってしまうそうです。





そのため、児童養護施設ではそのような子どもたちに自己肯定感を高めてもらうような取り組みをしています。



20歳にもなる子どもに対して、普通の子どもなら出来て当然のことでも施設の方は、



「そんなこともできるようになったの!偉いねえ!」




と必要以上に褒めます。





私からすると、そんなの当然。




しかし、その子どもにとっては成長なのです。






このような子どもたちの状況は、親に大切に育てられ、大学にも進学させてもらった自分としては想像しようとしてもできないものです。







そのため、私たちには何が大切なのかというと





虐待を受け、普通の家庭で育つことができなかった子どもたちがいる。



ということを知り、そのことについて考えることです!!!!!!!!







実際に経験していなかったり、想像することが出来なくても、考えることはできます。






冒頭で、虐待報告件数が増えてきた。と伝えました。





これは辛いことでもありますが、児童虐待が明るみに出て世間の人々が意識し始めている良い傾向とも言えます。







「虐待されている子どもを見つけて保護しろ!」


と言っているわけではありません。







子どもは親1人で育てられるものではありません。






虐待をしてしまった親は、経済的な理由や社会的孤立、被虐待体験など問題を抱えていることが多いです。





そんな親を地域の人々が支え、その子どもを一緒になって育てていく必要があるのではないでしょうか。







社会全体がこの問題を意識し、将来に向かっていく子どもたちを支えていくことが大切なのではないかと私は思います。






被虐待児の自立支援をする


児童養護施設の取り組みを改善する


虐待児童を減らす


子育てに悩む親を支える


他にも里親の問題などなど、、、。






私たちが抱えている「児童虐待」の問題は思ったより複雑で計り知れないほど多いものです。






それでもいつか、虐待がなくなり、児童養護施設が必要のないものになって欲しいと思っています。





まだまだこの話について話したいことはたくさんあるのですが、このブログを書き始めてから早1時間半、
私の指が悲鳴を上げてきましたのでここまでといたします。





どれほどの人がこれを読んでくれるかわかりませんが、1人でも多くの人が

                児童虐待


について、考えてくれることを心から願います。







もしよろしければ、コメントお願いします!



それではおやすみなさい。