今年5月、

 

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パリに向かう飛行機の中で

 

 

 

姉が唐突に言いました

 

 

『ねぇ、昔ヒトラーがさ〜』

 

え?

ヒトラーって

ナチスドイツの虐殺の人??

なに?唐突に!

まぁ・・

その人、私も知ってるよね・・

 

 

 

姉は言いました

 

あの人ねっビックリ

凱旋門・エッフェル塔

オペラ座からなにから

全部爆破させて

無差別大量虐殺汗

パリ廃墟計画したらしくてびゅーん

 

前日ビックリ

食い止められてたの

知ってた?

 

なにそれビックリ

知らんわ〜〜〜!

 

 

 

 

こんな実話をもとにした

ドキュメンタリーがあるそう

 

 

世界の凄腕ジャーナリスト二人が

3年の歳月をかけて

取材・調査し

当時の関係者800人中

500人の証言を元に忠実に執筆した

矢印この本の映画化矢印

 

 

パリは燃えているか

この実話をもとにした映画を

見たんですって

 

 

なんでもね

今、パリが昔のままの美しさを

受け継いでいられるのは

そのヒトラー命令を

回避できたからだと言うのです!!

 

 

 

 

第二次世界大戦終盤

もう〜敗北目前のドイツ

ベルリンも爆撃で廃墟同然汗

 

ヒトラーは何度も暗殺されかかり

もうパリ爆破の命令を下した当時の

ヒトラーは

口から泡のようなよだれをたらし

 

目もうつろだったといいます

 

1944年

 

ナチスドイツ占領下のフランスで

それはおこりました

 

 

オレ様のベルリンが

廃墟同然になったのに

占領下のパリは

変わらず美しいなんて

なにさねビックリ腹立つわびゅーん

連合軍に攻めてこられて

きっと占領下のパリを

俺から取り上げるんだろうけど

 

クソ〜!

『美しいままのパリ』

渡すもんか〜ビックリ

どうせ盗られるんなら

廃墟にして

やる〜〜〜ビックリ

 

 

 

 

簡単にいうと

この馬鹿げた計画

ヒトラーの

ヤキモチ&ヤケッパチ

だったんですびゅーん

 

 

100000000歩譲って

戦争で勝つための戦略なら

部下も心を鬼にできたかもしれませんが

フランスは占領下だから

こんなことしても

ドイツの敗北は変わりません

無意味の極みです

 

美しい町並みを20分で廃墟にする計画

 

何百万人の虐殺

歴史的建造物の破壊

 

 

ポンヌフ(パリ最古の橋)

 

ヒトラーだってめっちゃお気に入りで

愛人を連れて

2回も観に来てた

 

オペラ座!!

 

エッフェル塔

 

既にナポレオン時代から集まった

すごい美術遺産が集結してる

ルーブル美術館

矢印ナポレオンの戴冠式が行われた

ノートルダム大聖堂にも

矢印

 

 

もうすでに、

何十キロ

もの爆薬が設置され

ドイツ軍司令官の

『GO!』を待っていました

 

映画には

ルーブルを破壊する前に

ドイツに関わる有名な絵は

事前に持ち帰ろうとする

リアルな状況も描かれていますびゅーん

 

 

ドイツ軍司令官は

なんと今もパリ1区

チュールリー公園の横にある

高級ホテル

 

オテル・ル・ムーリス

司令部をもうけていました

 

だいぶ昔

我が家もパリ旅行で

レストランだけ行ってきてたので

 

え〜〜〜〜!

あのホテルだったの〜〜〜???

 

なんだか勝手に

親近感わきます

 

 

 

そこに現れたのが

フランス軍と繋がりのある

中立国

スウェーデン総領事

 

すごい警備でもちろん司令部の場所など

トップシークレットなのに

いきなり部屋にスウェーデン総領事が

現れるのですが

 

 

なんとこの部屋は

 

かつて

ナポレオンⅢ世が

愛人の女優

ハリエット・ハワードを

かこってた一室で

 

外から繋がっている

ロビーなどを通らす

直接部屋に行ける

秘密の通路がある部屋だったの~2

 

 

え〜〜

ナポレオンⅢ世の愛人の〜?

この通路があったから

今のParisが守られたんだ〜!

 

19世紀半ばまで不衛生で有名だった

パリの改造計画を行い

 

凱旋門から広がる交通網や

美しい町づくりを

徹底的にやったのは

 

何を隠そう

ナポレオンⅢ世なのですゆきうきハート

 

ナポレオン好きの私には

たまらないエピソードゆきうきハート

そんな縁も

絶対あるような気がして

勝手に盛り上がり

 

いろいろ繋がってて

面白いの

出来すぎている話しに思えて

 

姉に『これ、実話なの???』

って何度も聞いたくらいです

 

実話なんですんって!これ!

 

当時、Parisの高級ホテル

クリヨンやリッツなどにも

いろんな王様や貴族のが

愛人の部屋に向かう為の

秘密の通路があったそうですよ〜

 

ルーブル宮殿に住んでた

フランソワ1世(だっけな・・)も

レオナルドダビンチの部屋に繋がる

秘密の通路で通ってたって

NHKスペシャルで見たことある〜

 

 

映画の流れは

そのムーリスの最上階のスイートで

戦争にも関係ない

無意味な破壊と虐殺を

辞めさせようと説得

 

ドイツ軍司令官は

実はもうヒトラーの無茶振りにも

人として嫌気がさしていたし

ヒトラーが

もう狂人と化してることにも

気付いていたけれど

 

従わないと妻と子供達が

殺されるよりも残虐な監獄に

留置されることになる為

心を鬼にして実行するびゅーん

取り合わないの

 

 

究極の

板挟み映画なのです!

 

妻子を安全に逃がすと

具体案を出され

 

 

迷いに迷ったけど〜〜〜

最後にヒトラーの指令を

中止宣告

 

 

パリ爆破計画は実行されず

 

今でも輝く美しさを

誇っているんです〜

ちゃんちゃん

この実話で何作か映画ができてて

私が最近DVD観たのは

という映画でした

 

だいたいがホテルの室内で

おっさん2人が

永遠と説得したり

持病の発作おこしたりをくりかえしますが

 

もう、そんなことが

実話だって聞いて

本当にびっくり!!

よく思いとどまってくれた〜!

姉と母と美しいParisで

1ヶ月ちょっとの滞在

父との思い出もたくさんあるParisが

こんなエピソードがあったとは!

 

そして

ヤキモチ&ヤケッパチで

パリ破壊ってさ!!!

ヒトラーびゅーん子供か!

まじ

ムカつくんですけどびゅーん

 

 

Parisお好きなら、

一度みてみてくださいませ

shoko