先日・・・



すっごい可愛いロケ場所で





すっごい可愛い撮影がありまして




※女の子も小さい子供なんだけど
ここに写ってるスタッフの平均身長182~3cmなの(笑)


上の画像の赤いドレスを着た主人公のレンジーちゃんは




まるで大好きな映画


アメリの幼少期のようで


本当に可愛かったのハート桜

そしてしばらく観てなかった「アメリ」のDVDをひっぱりだして
改めて鑑賞

とってもいい気分になりました



そもそも私、



2001年
PARISをこよなく愛する
私の姉に連れられ



札幌のマニアックな映画館『シアターキノ』に行ったのが




フランス映画『アメリ』と初めて出会ったきっかけでした



確か私、

海外ロケから帰国した次の日に観にいったため


上映中2度も眠ってしまったのに




まったりとした映画の流れのおかげで
ストーリーと魅力が伝わり(笑)
そんな私の心をも撃つ???作品になったのです



と、いいますか

画像がとにかく可愛いのですよホント
DVDも速攻購入したのでした



眠れない夜に『アメリ』をフランス語のまま観ていると

必ず眠れるの(爆笑)






フランス映画としては
まれに見る大ヒットを記録しているこの映画
監督は『エイリアン4』を撮ったばかりの
ジャン=ピエール・ジュネ監督



日本で買い付けた会社は
当時
『低予算のB級、C級エロ映画・ゲテモノ映画』

ばかり専門に買いつける会社で(笑)

バイヤーがシナリオの段階で『アメリ』を知り


ナゼかその


『低予算のB級、C級エロ映画・ゲテモノ映画』


と間違って
びっくり




買い付けられたんですってよ笑






結果的に

興行収入16億円を突破する

大ヒットを遂げた作品になったのです


その会社は以後、アートな作品を買い付けることに
方向転換したそうです(笑)


世界中でアメリは話題になり
世界のいろんな雑誌でアメリ特集が組まれ



私もアメリになりたい!女の子が



あ、女の子だけじゃ・・・

なかったみたい


アメリ現象が起きたんです



当初ヒロイン『アメリ』は

イギリス人女優
エミリートワソンを想定して


脚本が書かれていたそうなのです

『え~~???この人がアメリぃ~~~???』
的な感じですよね

フランス語での演技は無理だった彼女の為に
大変な時間をかけて
脚本が『英語』に書き換えられたそう。
そんなすったもんだもありながら

結局『ロンドンから離れられないから』という理由で
彼女が直前で降板
したため




フランスで女優を探し


オドレイ・トトゥが抜擢され

世界的に有名になるきっかけとなったんですって


その後、家族と数回PARISに旅行した際に訪れた
アメリの舞台モンマルトル

アメリの働いていたカフェ『ドゥ・ムーラン』は実在するカフェで


撮影時、オーナーは閉店を考えていた(監督談)
小さな普通のカフェだったのですが

今や、観光客で大にぎわい
閉店は当然やめ、今も大繁盛しているそう


アメリに出てくる『コリニョンの八百屋』も実在

ちょっと感動のモンマルトルです

店先はこの通り(笑)


モンマルトルの地価さえ上がったそうです。

モンマルトルはゴッホやルノアールが通ったカフェなどもある
下町ながらアートな人が集った街


このテーブルクロスにした布や



ベランダに敷いている布も





このアメリ撮影現場界隈の
モンマルトルの生地問屋で
アメリの撮影ロケ地訪問のついでに購入したの

なかなかあなどれない
モンマルトルなのです!




数々の賞を取った『アメリ』ですが
カンヌ映画祭には出展されなかったのですが

監督が出展を相談した『カンヌのドン』が
アメリを鑑賞した後に
『ん~・・・特に・・。
君が出したかったら出せば?』

的な(監督談)つれないことを言われ




実際カンヌに出すと
映画のベストな公開時期をずらさねばならず

以前他の作品でカンヌに出展して惨敗し
傷心した経験のある監督は
『賞も取れなくて、ベストな公開時期もずらしたらバカバカしい』
という監督の判断で出展しなかったんですって



実際、公開したら大ヒットなのに
『なぜ、カンヌに出展されてないんだ??』
カンヌ関係者とマスコミも論議になった時に


「カンヌのドン』が原因だとわかり

フランス以外でも
めちゃくちゃ批判されたって逸話もあるんです


結局大ヒット後の監督のインタビューには


『アメリカでエイリアン4を撮ってフランスに帰国して
低予算で自分の素朴なフランス映画を撮りたくて撮った。
この手の映画はフランス以外ではウケないだろうな~

フランス人だって厳しいし~・・・』

的な感じで撮ったので
自信満々に思っていた訳ではないんですって


アメリがこんな世界中でオオウケするとは
監督自身、意外な展開だったそうです

当初映画のしょうもないタイトル
いくつか考えてたという監督

『鳥肌の冒険者たち』

にするところだったそうです(監督談)




そりゃないだろ(爆笑)


ブラックユーモアが大好きな監督の人柄は伺えますよね
でもさすがに・・・・(爆笑)






改めてアメリを観たら
アメリが本当に可愛い!

主演のオドレイ・トトゥにも興味津々に!




アメリ大ヒット後の彼女は
『アメリの印象強過ぎ』に少し悩むことになったみたい

演技を磨き脱皮を測るべく


2006年 ダビンチコード


ヒロイン


ソフィー・ヌヴーを演じ

ハリウッドデビューを果たし




2009年 映画『ココ・アヴァン・シャネル』では





ココ・シャネル役を演じ









凍り付くように美しかった
ニコールキッドマンの次に




シャネルNo,5のミューズとなったのでした








美しかったシャネルNo5のCM監督は


『アメリ』を手掛けた
ジャン=ピエール・ジュネ監督だったそうです



へ~~~!
そこでまた組んでるところが面白いですよね!





余談ですが



フランスでの公開時
愛煙家だったココ・シャネルのポスターは



たばこを手にしたおなじみのスタイルだったのですが


フランスでは1993年以降

たばこの広告が禁止されていたので
街中からこのポスターが全面回収されるという

騒動もおきたんですって



あぁ~、いろいろ調べると本当に面白い!


何故いまさら『アメリ』???
ではあるのですが









調べてみたら面白くて
書きたくなっちゃったUP





『ririco』さんに憧れたわけではありませんよ

というワケでした~~~