破れて山河あり、城春にして草青みたり。

と、笠うち敷きて、時の移るまで涙を落とし侍りぬ

夏草や兵どもが夢の

               「奥の細道」より引用。

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私がお兄たんと呼ばれる様になったのは2016年3月10日(木)、
転勤で東海地区に来た直後の事でした。

 

東京出身の私は周りに知人は一切おらず、

付け加えるなら転勤の影響等もあり恋人と別れたばかりで、

とても心細く日々を送っておりました。

※言っておきますけど女性の恋人ですからね?オネエじゃないから僕。

 

平日の休日に、大須商店街で、昼間から酒が飲める店を探しており、

友人に駅前常連だった奴がいたのでめいどりーみんは知っていた私は、

「お。名古屋にもめいどりーみんあるんだ。昼飲みできるじゃん」と思い、

当時の大須招き猫前店に入国。

 

ご案内してくれたメイドさんに、

「お名前、なんていうんですか?」と訊かれ、

「東京のお店に行ったときは、「にっしー」って呼ばれました」と返答。

う~ん、と考え込むメイドさん。

花が咲いたような笑顔で「おにいたん!」と指さされ呼ばれた私は勢いで、

「あ。はい!おにいたんです!」と反射的に返していました。

 

私を名付けたそのメイドさんがきゅんちゃん。

私が初めて推したメイドさんでした。

明るく、フレンドリーにお給仕する姿に癒され、

仕事で疲弊していた私は活力の補充の為に、その後も入国を繰り返すのでした。

 

転機となったのはその年の5月頃、

きゅんちゃんのお給仕500回目祝いに転写ケーキを注文する事をみくるちゃんに薦められた事かなと思っています。

「おにいたん、きゅんちゃん推しだもんね」

「……僕はきゅんちゃん推しなのか?これが!?これが「推す」って事なのか!?」

ようやく自覚を覚えた私はその後、引き絞られた弓が矢を放つが如く、

決壊したダムが如く、推し活に身を投じていきました。

 

如何に動くかと立ち振る舞いを考える中で、

常連さん方とも仲良くなっていったと思います。

常連同士のコミュニティの中でも皆さんには大変良くしていただきました。

その一つの集大成がきゅんちゃんBDのシャンパンタワーだったかな?

きゅんちゃんも喜んでくれて、メイドさん達や常連さん達も盛り上げに頑張ってくれて、

あとついでに面識もないメイド喫茶初体験だった大学生の青年達もシャンパンの消化に協力してくれて……懐かしいな…

 

きゅんちゃん推しの先輩にして、

今でも私のことを弟と呼んでくれる格好いい兄貴分、

きょんさんと出会えた事は間違いなく私にとって最大の幸福の一つです。
きょんさん、愛してますよ~!大須の風神雷神は永遠!

あ、やべ。これ招きじゃなくてドンキ栄店での写真じゃん。


それから数年は楽しい日々が続きました。

語りだすと多分キリがないので、お時間がある時に僕の過去の投稿とか見ていただければ……

色んなメイドさんが現れては、卒業し、様相を変えていく招き猫前店。

圧倒的カリスマ ももこちゃんが君臨しパワーアップしていく名古屋りーみん。

そんな変化の中、きゅんちゃんが2019年8月31日に卒業。

私も私で転勤を繰り返し(3年間で6回)今は東京在住。

次第に招きから足は遠のいていたのですが、

当時仲良かった常連さん方に誘われる形で偶に入国していました。

 

今回、ありがとう大須店のグランドフィナーレの話を知った時には、

2か月前には有給申請して、1か月前にはホテルを予約していました。

 

招き、もとい、ありがとう大須店。

お店の名前が変わり、メイドさんの面子も変わり、常連さんの顔ぶれも変わり……

ついでに注文方式と価格設定も変わってましたね。

実は1回、今年の2月に来てたのは内緒ですよ?

 

変わったものがあまりに多くありました。

しかし、変わっていないこともまた多くありました。

 

メイドさん達のお給仕への真摯さ、ライブパフォーマンスの楽しさ、

常連さん達の愛情の深さ、…………あと面倒くささ

何も。何も変わっていませんでした。

 

今回お会いした中では、

「自分の初入国の時、おにいたんがいました。」と言ってくれた常連さん達も数名。

「オタ芸を教えてくれた」とか、「仮面ライダーの変身ベルトつけてた」とか

「高額メニュー予約して場を沸かせてた」とか

「ライブ中、nerveの大サビで捧げながら入国してきた」とか数多くの証言が。

……最後のは迷惑行為スレスレだな。うん。ごめんなさい。

 

今もフィナーレに立ち会えた幸せを噛みしめております。

 

ありがとう大須店は永久の閉国をしましたが、

赤門通り店、招き猫前店が素晴らしい部分を受け継ぎ、

今後も名古屋のめいどりーみんが続くことを喜ばしくも思っています。

 

久しぶり(3年ぶり?)のブログ投稿なので少々支離滅裂でしたが、
以上とさせていただきます。

 

私が再び名古屋を訪れる際、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

そして、もし皆様が東京を訪れる事がございましたら、

お申し付けいただければ喜んで案内/お供させていただきますので気軽にお声掛けください。

by おね……おにいたん。おにいたんですよ、僕は