医療コンサルティングの高野です。
学校法人の承継案件の情報がきました。
医療関連のM&Aに関して仕事をしていると色々な情報がきますね。
ご興味がある方がおられましたら、お問い合わせください。
M&Aの案件は、情報の秘匿が大切です。
もし、情報が変な形で出てしまうと、それだけで信用をなくしてしまいます。
事業継承に関しては、いくつもの事情が重なって出て来ます。
その情報が現在の事業を揺るがす情報ですので、噂が流れただけで話が進まなくなってしまいます。
特に株式会社以外の法人では、元々が収益を高めるために存在しておらず、公益性を保つ必要があります。
事業収益が見込めるというだけで売買に参加してくるような企業には情報提供できないということもあります。
現在、医療業界に参入したいという株式会社が多数あります。
しかし、医療とはなんなのかということを塾考していただき、本当に参入する意味があるのかを理解していただきたいとおもいます。
医療法人の理事長に株式会社の社長がなることは難しいことです。
本来は医師免許を持っている人しかできないという仕組みです。
仕組み自体を変えるという改革の動きも当然ありますが、医療という極めて公共性の高い業界の持つ意味を考えていただければとおもいます。
もし、収益性だけにこだわって経営を行った場合、現在の仕組みではおかしくなってしまうことも多々あります。
色々な側面から考える必要がありますが、多くの方の医療保険料を元に報酬が払われるという業界では、どうしても公共性を保つ必要があります。
医療とは何かという倫理的な問題だけではなく、患者さんを軸にして考えていただきたいとおもいます。
現在の制度が最高ではないと思いますが、一定の効果を上げているのが医療業界です。
塾考することも必要です。