医院の教育 | 経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

医療コンサルティング(眼科・歯科・整形外科)の高野聖義(昌則)です。


医院のスタッフ教育は、いろいろな課題があります。
特に忙しくなってくると、レベルアップをいかに実現するのかということが問題になってきます。

ある程度の時間をかけると、医院のスタッフと院長の思いが同調し始めます。
患者さんの対応の仕方などを、あうんの呼吸で対応できるようになってくるのです。


しかし、開業して1年程度経過、もしくは、短期間で患者数が増加していくと、
この阿吽の呼吸が崩れ始めます。

・今まで院長の言う通りに働いてきたのに、同じことをしても怒られる

・今までのやり方を変えると混乱するので、変えたくない

などのスタッフの声が聞こえてくるのです。


医療機関も組織ですので、成長をしていきます。
今まで通りにやることが、悪になる瞬間があります。


この変化を要因させるのか、反発に終わるかが、医院の成長の壁となるのです。

この段階までに、院長の信頼確保、相互補助の意識醸成を行う必要があります。
しかし、自分の医院のことは、冷静に見ることはできません。
客観的に判断していただく、外部メンバーの協力をあおぎながら、
次のステージに上がる必要があります。