いろいろな企業、医療機関の方をお話をしていると、考えがまとまらない、深く考えられないという話をお聞きします。
自分なりの意見を作る場合、意思決定をする場合、どうしても短絡的に考えたり、感情や感覚で決定してしまったりします。
直観は重要です。意思決定において、直観は全てに勝るものですので、重要視する必要はあります。しかし、直観が正しいと考えるためには、論理的にも考える必要があります。
「どうしたら、しっかりと答えを導くことができますか?」
という質問を受けます。コンサルティング上では、どのように答えを導き出すのかということもレクチャーはしています。
一元的な考え方を、多元的な考え方にするための方法などを伝えています。
お話をしているだけでは、伝わりきれない部分もあるため、本もいくつかおすすめしているのですが、おすすめしている本としては以下の本です。
自分の答えのつくりかた―INDEPENDENT MIND
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
小学生の主人公(擬人化された魚なのですが・・・)が、意思決定をして、人生を決断し、成長していくという内容です。
子供向けに書かれたものですが、大人が読むには大変わかりやすい!と感じました。
(私だけかもしれませんが)
決断をするために必要なことは何か、短絡的に考えるのではなく、決断を下すために数値をどう使うのか、数値の使い方によっては全く違う結論になることなど、いろいろな気づきがあると思います。
なかなか意思決定ができない方は、ぜひお読みいただきたいと思います。