眼科医院、歯科医院、整形外科の診療経営コンサルタントの高野聖義(昌則)です。
医院の経営を考えるためには、数字的な指標が必要です。最終的に利益が残るのかという点は継続的な経営を行うためには必要なことです。
利益をある程度残しておくということは、ボーナスを出すためにも必要ですし、新たな投資を行うためにも、借入金を起こすためにも必要です。他にも数字的に分析すべき指標は数多くあります。
しかし、スタッフの中には数字に弱い方も多くおられます。分数を理解できないというスタッフの数も多いようです。
採用の際には、算数レベルの試験は必要です。数字がわからないということは、一つの言語を共通認識できないことと同じであるともいえます。
ドクターの頭は理系です。理系の考え方が理解できないようですと、業務指示もうまくいかなくなっていくのです。
これは採用試験の見直しが必須であるということです。試験ができないだけで不採用にはできません。しかし、本人を理解するためには筆記試験という手段は欠かせないと感じます。