眼科医院、歯科医院、整形外科の診療所経営コンサルタント 高野聖義(昌則)です。
2月7日の日曜日、長野県で歯科医院向けの経営セミナーでお話をさせていただきました。今回は、歯科技工所のワイドデンタル松本主催の講演会でした。
地方の歯科医院では経営セミナーと聞くと倦厭される院長も多いとのことでした。自分の医院の経営が苦しいということで話を聞きにきたと感じられてしまうのではないかと心配されるそうです。
経営とはなんなのでしょうか?
経営とは、経営者の理想の実現のための活動全般です。
患者数をアップさせ、収益性を高めるということも当然なのですが、経営活動を通じて経営者たる院長先生の理想を具現化することができるかということが一番なのではないでしょうか?
医院で働く従業員の方の給料を払うということも当然行う必要がありますし、借金を返済する必要もあります。これは当然のことですが、お金にまつわるものだけではないのです。医院に来られる患者さんのお口の健康を守ることができるのかということが一番です。
この点を真剣に考えている医院が成長し、そうでもない医院は成長していないということも現実です。
今回の講演で少しでも経営について前向きに考えていただければ幸いです。講演自体はつたない内容だったかもしれませんが、何か行動を起こしていただきたいと思います。