マレーシア出張
先日マレーシアのクアラルンプールへ出張に行ってきました。
スケジュールいっぱいの仕事の合間をぬって、やりたいことが二つ。
一つは普段ドバイでは手に入らない物(特に食べ物と日本酒)を買うこと。
もう一つはローカルフードを食べること。
なぜならシンガポールで8年近く暮らした私にとっては、マレーシアも第二の故郷、食べ物は懐かしいものです。
5月に行ったときもいくつも食べたけれど、「食べたい物リスト」は長くて、とても3日間くらいでは終わらないのでした。
基本的にレストランには目もくれず、ホーカー(屋台)飯です。
今回はエジプト人とかレバノン人が一緒だったので、毎食行くわけにもいかず、朝食と深夜の夜食のみで、予定を立てます。
メインは前回食べられなかったラクサ(ココナツミルクとカレーなどで作ったスープ麺)と海南鶏飯です。
どこの屋台街でも食べられるけれど、地元の人間はこだわりがあって、少々遠くても気に入った店まで出かけていきます。
朝6時に到着、ホテルにチェックインしてすぐ行動開始です。
まずはリストNo,1のラクサです。
ラクサにはマレーシア型のアサムラクサとシンガポール風のカレーラクサがあります。
私が好きなのはシンガポール風。
う~ん、なつかし~。辛いけどうまい。
かまぼこの薄切りみないなのや、油揚げみたいなの、貝などが入っています。
さあ、続いてチャークワイテオです。
これは米の粉で作った麺をいためたもの。まあ、焼きそばみたいなもんです。
見た目は悪いけどおいしいんですよ。
それから、大好物の一つ、Fish Ball Noudleです。
これは魚のすり身を丸めた団子のスープ。今回はビーフン入りです。
この団子はそれぞれの店の手作りなので、歯ごたえのあるところや、ソフトなところなどまちまちです。
地元の人たちは好みに合わせて店を選ぶのです。
スープは魚だしでさっぱり。朝食にもってこいです。
さあ、待ちに待った海南鶏飯の登場です。
今回は屋台ではなく、知り合いのレストランで、メニューにないにも関わらず、無理を言って作ってもらいました。
屋台だと一人前ごとの盛り付けでご飯と一緒ですが、今回は数人での食事だったので、写真のような盛り付けです。
ご飯は鶏スープで炊き込んだもので、絶妙のコンビネーションです。
これまでの人生でどれだけの海南鶏飯を食べたか分かりません。うまいのもまずいものありました。
本でよく言われている勇名なホテルのレストランでも食べましたが、外国人向けの味付けなのか屋台の5倍以上の値段なのにさっぱりおいしくなかった記憶もあります。
ところが。。。。
この店のはうまい!!!
これが普段メニューに載せていない(ということはシェフは普通作らない)品なのか?
今まで食べたなかでトップクラスです。
久しぶりの海南鶏飯、しかも最高のものを食べさせてもらって、感謝、感謝。
その後もお粥などいろいろ食べたのですが、書いているだけでお腹が減ってきたのでこのくらいにしておきます。