永遠の乙女の為の秘密の読書手帖

永遠の乙女の為の秘密の読書手帖

永遠の乙女を標榜する筆者の秘密の読書ノートと女子力アップの為の日々のあれこれ

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4億6,000万円の負債を5年で完済した銀座高級クラブのオーナーママ。彼女の店「ベルべ」がオープン当初から月1回行われているミーティングの一部の録音テープを元に、編集したものとのことです。

銀座で長年マダムを張っている彼女の言葉は、時に昭和のイケイケな根性論。ゆるふわ気分の今の世の中で、とても新鮮に感じます。

この本を購入した動機は、単純に銀座のママの男あしらいが知りたかったからなのですが、それよりもも昭和から平成を生き抜いた女性のたくましさ、気の強さに圧倒されました。


"ママは、お手伝いさんがいるので、お風呂に入っている間は電話番をしてもらっています。お手伝いさんがいないときは、タオルに家電とケータイをくるんでお風呂に入ります。ほんのちょっとした瞬間に、とても大切な電話をいただくかもしれません。ママはいつもそんなふうに考えて行動しています。(43ページより)”

●駆け引きでわざと彼への返信を遅らせる事もあるけれど、それは例外。普段のやり取りはやはり即レスが素敵だし、チャンスを掴み易いのです。

”お年寄りに席を譲ったり、階段で荷物を持ってあげたり、自分の心を深める努力を惜しまないでください。言葉だけ品よく飾ってみても、結局バレてしまうものです。
 ですから、まずは言葉遣いから始めてみるのもいいでしょう。お友だちと会っているときも品位を下げるような言葉は絶対に言わない、使わない。日頃から乱暴な言葉を使わないように心がけていると、自然と丁寧な言葉遣いになっていくものです。振る舞いも、気持ちの持ちようも変わってきます。(49ページより)”

●日頃から立ち振る舞いには気をつけて。必ず滲み出てくるものだから。女性の身に付けるべき魅力の中で、上品さはやはり優先順位1位です。

”ホレられて、口説かれるのがわたしたちの仕事です。その度胸を持てない子ならば、銀座は辞めたほうがずっといいんです。(51ページより)”

●銀座のホステスじゃなくても、いつも口説かれてモテているような女性は恋も仕事も上手くいき易いでしょう。仕事のように「モテ」を身に付ける事です。

”先々のことを考えて仕事をしている人は、結婚をしてもうまくいく、愛人になってもうまくいく。今を一生懸命生きないといい人とも出会えません。気合いを入れて、自分の力でお客さまをつかまえる気持ちを持ってください。銀座に入って、最後は貯金もあって、いい人とも出会えて、笑顔で銀座を上がるようなパワーを持ってほしい。
 ダラダラしていると変な男に引っかかって貯金を全部取られてバカを見ます。何億円も吸い取られたホステスをいっぱい見ています。ですから、今自分がどうすればいいのかをしっかり考えて仕事をしてください。(65ページより)”

●今後の事を見据えながら、気を抜かずしっかり仕事をしていれば、きっと良い人と出会い人生が開けます。ここでは「愛人」という言葉も出てきますが、婚活でもそれは同じ事。

”ですから、ママは銀座にいる間はずっと不幸なままでいなければなりません。不幸な女性を演じて、「助けて」と言うかわいらしさを持っていなければいけないんです。(100ページより)”

●明るく健気に振る舞っているのに、どこか幸薄そうな女性は「支えてあげたい」「守ってあげたい」という男心をくすぐります。強がらず、素直に可愛いらしく甘える事。時には弱い自分を見せる勇気が必要です。

”パーティーへ行ったときも、「あの人どこの人?」と周囲にささやかれるくらい、華やかで、目立つような格好で、堂々としてなさい。(175ページより)”

●まずは「あの人どこの人?」と言う側よりも、言われる側に回るよう努める事。悪目立ちするような派手な格好は必要ありませんが、素敵なオーラが漂う女性になりたいものです。

”ママは、グレのチーママのときから、一流のお客さまの相手をたくさんしてきました。一流のお客さまのお連れさまは、また一流のお客さまです。その人も紹介してもらえます。そのときに大事なのは、甘え上手であること。(176ページより)”

●昭和の女性にあって、今の女性に欠けているものは男性に甘えるという事ではないでしょうか。

”そのためには、休まないこと、ひきつけこと、ホレさせること。(215ページより)”

●体力と勤勉さがなくては、オーナーママを続ける事はできません。いい女になるには、まず健康で勤勉さを心がける事から。

”とにかく、逃げることばかり考えないで困難に立ち向かうことを考えてほしい。まっすぐ生きていれば、必ず応援してくださるお客さまがいらっしゃいます。苦しいときほど踏ん張る。逃げたらチャンスや幸せは遠ざかるばかりです。
 人生に逃げないでください。なりふり構わずがむしゃらに頑張って仕事をしていたら、必ずいいことがあります。(247ページより)”

●ここが頑張り時、と決めたらやり抜く事。頑張る事。そしてその事を隠そうとしない事。


”人にしてあげたことは、忘れるか、忘れたフリをする。お金を貸していても覚えていない。それがいいのか、悪いのかわからないけれど、人間そのほうがいいの。「わたしがしてあげたんだから」なんて言う人は、じゃあ、自分がほかの人から受けた恩はどうなのかという話。そういう小さなこだわりよりも、健康であればいい。きれいごとに聞こえるけど、健康じゃなければ、自分が求めることは何もできない。(269ページより)”

●人にしてあげたことは覚えているけど、してもらった事は忘れがち。ギブアンドテイクではなく、これからはギブアンドギブの精神で。

”ノブレス・オブリージュ(Noblesse Oblige)という言い方がある。それは高貴な生まれ、富のある人は、自分だけの幸せを追求するのではなく、でき得る範囲で周囲の人の幸せを望み、幸せにすることで、人の幸せも自分の幸せのように思うこと。それはすごくステキなことだと思う。(273ページより)”

●ノブレス・オブリージュは難易度高いだけに、女性がこれを身に付けると異次元な強さを発揮出来ると思います。最強です。