※ このお話はドラマ「ランチの女王」の登場人物による創作で、基本的にはR18の描写を含みます。

この先を読む方は上記に同意したものといたしますのでご了承ください。






















なつみの目は焦点が合っておらず、口は半開きのまま浅く速く呼吸をしている。


光四郎は3段ボックスの中段からウェットティッシュを取り出すと自身の手を拭き、その後なつみの身体を整え始める。


「なっちゃん、大丈夫?」

なつみの服を脱がせ、光四郎のトレーナーを上下で着させる。


「下着は後でなっちゃんの部屋に取りに行こう。」

なつみの隣に寝転がり、抱きしめながらなつみの頭にキスをする。


何も言わないなつみ。


光四郎が不安気に、

「Hするの嫌になった?・・・俺のこと・・・嫌いになっちゃった?」

と、なつみをの顔を覗き込もうとする。


なつみがバッと光四郎の方を向き、

「死んじゃうかと思った・・・!ばか!」

と恥ずかしそうな顔で怒る。


「ごめんね。嫌いになってない?」

迷子の子犬のような表情でなつみに擦り寄ってくる。


・・・もう。こんな可愛く聞かれたら許しちゃうじゃん。


「嫌いになんてなれないよ。大好き。」

なつみもふわり、と光四郎を抱きしめる。


光四郎はギュッと抱きしめ、

「俺も大好き・・・なっちゃん、疲れたでしょ。ひと眠りしなよ。」

と言うと、抱きしめる手を緩め、背中を優しく撫でる。


「ありがと・・・確かに、疲れたから・・・寝る・・・ね・・・」

数分もしないうちにすやすや寝息を立てるなつみ。


「ありがと、なっちゃん。」

光四郎はなつみのおでこにキスをすると、抱きしめたまま目を閉じた。