特別養子縁組をめざし、4月末日にＹちゃんと同居を始めて6か月が経ちました。

民法で、特別養子縁組が認められるために必要な監護期間が6か月なので、東京都の特別養子縁組里親では、「6か月の同居後」、家庭裁判所に審判を申立てする、というのが一般的な流れ、と聞いていました。

なので、11月になって、そろそろかな～と思って、児童相談所の担当者にも話をしたりしたのですが・・・

イマイチ、いつから申立てできるのか、というのがハッキリしないのです。

そんなに急がなくても・・・といった感じ。

いやいや、里子の状態だと、職場の育休取れないし（2016年当時。今は取れます。）、

何より、妊娠したすったもんだで、里子の状況がいかに不安定であるかを実感しているので、できるだけ早く、申立てして審判を受けたいところ。

里子の状態で、東京都に委託を解除されたら？

実父母さんに「子どもを返してほしい」って言われたら？

こわいっ。

そこで、霞が関の東京家庭裁判所に行って、相談してみました。

そこで、判明したのが、「申立てはいつでもできる」ということ！！

プライベートな団体のあっせんでは、新生児の子どもを引き取ってすぐに、申立てすることは良くあるのだとか。

もちろん、実際に結審するまでに時間はかかるけれどのは、決めるのは裁判官だという。

6か月待ってから申立てするか、申立てしてから6か月待つか、という話、と思うかもしれませんが、申立てしてから、結審するまで、最近では4か月はかかる、ということを児相から聞いていたので、

東京都の場合、6か月待ってから申立てして、さらに4か月かかってしまうことになります。

その4か月が6か月の中に含まれたほうが、絶対スピーディーだよね。

申立て後は、家裁の調査官が、子どもの実父母に意向を再確認したり、特別養子縁組を希望する夫婦の家を訪問したりして、その情報を元に裁判官が結審します。

東京都の特別養子縁組里親だからといって、児童相談所に状況を確認したり、手続きが早くなったりすることはないと言ってもいいと思います。（これは後に続くさらなる苦い経験のあとで分かったことですが…。）

あくまで裁判所は独自に調べ、独自に決める。

なので、同居して6ヶ月してから申立するというのは、児童相談所（東京都）の意向であって、決まりでもなんでもなかったのです。

あまり早くに手続きして、特別養子縁組をやめたいという話が出ると、煩雑になるのかもしれません。

でも、申立てのために、児相が用意するのは、子どもの戸籍謄本だけで、申立ての手続きは、里親がやるのだから、特に面倒ではないはず。

児童相談所に話しても、東京都の特別養子縁組ではそうしているんです、というだけ。

あまり強く意見して、児童相談所の方とモメて、心象を悪くするのは嫌なので、「申立てしたいです」と度々アピールして、戸籍謄本の入手をお願いすることしかできません。

東京都の特別養子縁組も、ぜひ、早めに、例えば、里子の委託措置されたら、家裁への申立てをさせてほしいと思います！！

そうそう、東京家庭裁判所の相談、よかったです。丁寧にお話を聞いてくれて、一緒に連れて行った子どもの相手も少ししてくださいました。

申立の用紙ももらいました。

記入例もあわせて、掲載します。

家裁のウェブにもあったと思いますが。

実父母さんのことなど、わからないところは、書かなくていいとのことです。

次は、いよいよ家裁に申立て、そして、ひどくショックを受けることになります。

家裁への申立てについて驚きの事実！