2011年11月11日金曜日

秋の収穫?
$Amariko Newsletter from Amstelveen Netherlands

「はやくsnoepjeを買って、家に帰らなくっちゃ!」
とお世話になっているオランダ人の方々。

はてさて?はてなマーク

シントマールティンだった!
私も慌てて、お菓子を買いに行き、帰宅。

聖マルティヌスはオランダ語で
Sint-Maarten
(英語:St. Martin's Day,
ドイツ語:Martinstag,
フランス語:soir de la Saint-Martin)は、
命日とされる11月11日に祝われますが、
この日は埋葬日説、また誕生日説もあるそうです。

ドイツやプロテスタント圏に住んでいた人は、
結構なじみのあるイベント。

オランダでは、
ランタンをかざし、ご近所にいって、
聖マルティヌスを讃える歌をうたい、
お菓子をもらうイベントになっています。
米国のハロウィーンみたいです。

夫も早めに帰宅をし、子供たちを連れて、近所を練り歩き。
私はお留守番で、家の前にランプをつけます
(こうしておけば、この家はお菓子を準備していますよという意味)
お菓子を配る役。
「ぴんぽ~ん♪」
「Elf November is die dag♪~~」

本当に愛くるしい人形のような子供たちがランタンももって、
一生懸命歌っています。
オランダ人の子供達って、
目が大きなブルーのビー玉みたいでキラキラ光って、
ホント、かわいらしいです。

ボールに入れたsnoepjeを差し出すと、
クッキーモンスターみたい・・・

シントマールティンが去ったかと思うと、
今度はシンタクラース(聖ニコラウス)が
オランダにやってきます。

秋や冬になると、オランダをはじめ、北欧では色んな聖人がやってくるんですね。

日本でも、旧暦の10月(新暦では10月下旬から12月上旬)は、
神無月(かんなづき、かみなしづき)、島根県出雲地方においては神在月(または神有月、かみありづき)といわれていて、90%以上就業者が農業であった時代、
この頃に収穫祭をしていた名残のようです。

Sint Maartenも空海(弘法大師)のように、様々な伝説が残っている聖人で、
ウィキがとても詳しいので、コピペします。


【聖マルティヌス】ウィキよりコピペ

聖マルティヌス(聖マーティン、サン=マルタン)は、ローマ帝国の属州パンノニア(現ハンガリー)に生まれ、ローマ帝国の兵役に就いたのち、洗礼を受け、修道士となった。
兵士の頃、雪の中で凍えていた半裸の物乞いに、自らのマントを半分裂いて与えた話は有名である。その夜、マルティヌスの夢の中に、半分のマントをまとったイエス・キリストが現れ、こう言ったといわれる。「まだ受洗もしていないローマの兵士マルティヌスが、私にこのマントをくれた」この物乞いはイエス自身であったと言い伝えられている[1]。
マルティヌスはその後、ポワティエ郊外にガリア地方初の修道院を建て、さらにトゥールの司教となった[2]。

聖マルティヌスの日は収穫祭であり、冬の始まりの日ともされる。
農民が一年を締めくくる日でもあり、元々クリスマスに行われていた雇用契約の更新や、地代の支払いもこの日に行われるようになった。子供たちは、ランタンに火をともして、自分が住む町の市長が扮する聖マルティヌスを教会に案内し、その見返りとしてパンをもらう。また、家々を一軒ずつ回って、祝福の言葉を述べ、その家の人が、パンや菓子を与える[1]。
スイスでは、カブやカボチャをくりぬいてランタンを作り、山車に乗せて行進が行われる[3]。また、豊作を祈願して、畑で焚き火をする。
プロテスタントでは、この日は、聖マルティヌスではなく、宗教改革を起こしたマルティン・ルターを祝う意味でこの行事を行う[1]。ルター自身、前日の11月10日に生まれ、そのためマルティンと名づけられた[2]。
この日はまた、ガチョウを食べる日でもある[3]。脂の乗ったガチョウをローストして、紫キャベツとジャガイモのダンプリングを付け合わせる。ガチョウを食べる理由として、かつて聖マルティヌスがトゥールの司教を依頼されたもののその気になれず、使いに見つからないようにガチョウ小屋に隠れていたのを、ガチョウが騒ぎ立てたために見つかってしまい、結局司教に就任せざるを得なくなったため、「罰」として、ガチョウを食べるようになったというエピソードがある[4]。
ドイツ南部では、この日の前夜に「狼払い」が行われる。若者や子供たちがご馳走を食べた後、聖マルティヌスに扮装して、カウべルや鞭、場所によっては太鼓を鳴らして「狼よ、出て行け!」と叫ぶ。元々は悪魔払いに端を発していると考えられる。
また、アルプスに近い地方では、カスマンドル払いが行われる。カスマンドルは山の精霊で、夏、山に家畜を放牧する時期、面倒を見てくれると考えられており、人々は、秋になって家畜と共に山を降りる際、この精霊のために、自分たちが作ったチーズを少量残して下山する。カスマンドルとは、元々「チーズの精霊」を意味するケーゼメンラインであるといわれ、そのカスマンドルが、山から下りて来て、人里で悪さを働くことのないよう、やはり若者たちがカウべルや太鼓を鳴らして追い払う

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