３月４日の「国際HPV啓発デー」の日に偶然、子宮頸がん前がん病変・子宮頸部異形成疑いの告知を受け、婦人科で組織診をしました。
一昨日、その結果を聞きに行って来ました。
やはり、子宮頸部異形成の軽度異形成でした。
(ザワザワした心を鎮め、頭の中をまとめるための落書き
参照)
前回の診察の時、
「子宮頸がん検診で引っかかるはずない」
と根拠ない自信と共に診察室へ入って行った私に、
「おそらく軽度の異形成でしょう」
と衝撃の告知を婦人科主治医にされた時、
「どうしよう…(体調的に)平滑筋肉腫が再再発してるかもしれないし…困った
」
と弱気になっていたら、
「仮に癌化したとしても、軽度異形成から癌化するまで数年かかりますよ」と言われたので、
「数年…？数年後、(肉腫の病で)生きてるかな」と呟いたら、
「ネガティブ過ぎでしょう！」
と笑顔で驚かれました
どの病院でも、若い先生や若い医療従事者の皆さんと接する時、成長した子ども達と重なる時があるのですが、
婦人科でも1番若手の若い婦人科主治医の先生の反応が、
「もうおかーさん、ホントに何を言ってるの
」
と呆れて笑う息子っぽくて、思わず告知直後に笑みが溢れました
ショックで頭が真っ白な中、一度力を抜いて微笑むことができて良かったです。
こんな風にネガティブになってしまうのは、2018年に平滑筋肉腫に罹患してから身に付いた悪い癖なのですが
「下大静脈原発の平滑筋肉腫です」と告知された時、
「下大静脈に再発しています」と告知された時、
「肺転移しています」と告知された時、
どんな時も、
「そんな…あとどれくらい生きられるんだろう？」
「まだ子ども達は◯歳。せめて◯歳までは生きたいのに…どうしよう…」
と告知される度に一人で自問自答しました。
この3年間、自分の命、家族の命、仲間の命…
健康な時には意識したことがないような色々な事を考えさせられました。
3年間で、肉腫患者仲間の訃報を何度も見聞きし、心の中で悲しみ見送ってきました。
だから、肉腫という得体の知れない病気がこわいのです。
また、平滑筋肉腫で免疫力が下がり、感染リスクが高まった体に、新たに攻撃をしかけてくる子宮頸がんの原因となるウィルス感染が、軽度でもこわいのです。
悪性と良性の境界にある異形成が、一旦悪性へと牙を剥くと、平滑筋肉腫で免疫力が低下しているので進行が早い気がします。
新型コロナ感染でもよく耳にする言葉
「基礎疾患がある人は重症化しやすいので気をつけて」
今回、初めて実感しました
HPVは、多くの女性が生涯で一度は感染するらしいけど、殆どの方は消滅したり除去できて、一部の人が持続感染すると聞きました。
私のHPV感染は、肉腫による免疫力の低下が原因の一つだと思います。
健康な人と変わらず元気に見えても、免疫力は低下しているのですね
大きな病になったということは、見えないところで免疫力が低下しています。
皆様もどうか油断しないでお気をつけ下さい
そして、こんな弱った患者の心と体の為に、医療従事者の皆さんがいてくれるのですよね。
何かあれば治療して下さる、ケアして下さる、サポートして下さる、相談にのって下さる、助けて下さる。
そうやって、ここまで生きてこられました。
おかげさまで、生きてこられました
これからも大丈夫。
きっと大丈夫。
これから先のことですが、
軽度異形成はまだ治療する段階ではなく、3ヶ月毎に定期検診をして経過を診て行くそうです。
16型や18型など、ヒトパピローマウイルスの型によっては癌化するスピードが速いので、その型を調べるHPV検査をしました。
HPV(ヒトパヒローマウィルス)の型が分かるのは2週間後です。
婦人科主治医は4月から別の病院へ行かれるそうなので、次の診察は新しい主治医です。
新しい主治医に希少がん治療中のことを伝えて、しっかり引き継ぎをして下さるそうです。
今回の診察で最後の婦人科主治医に、
3月4日の婦人科の検査や診察の事をアメブロに綴ったことをお伝えしました。
アメブロ公式に「共感が多い」と載ったおかげで、婦人科の公式ハッシュタグ記事ランキング1位になりました。
と主治医にお伝えしたら、とても驚かれていました
そして、目を通して下さいました。
婦人科での検査や診察、子宮頸がん、子宮頸部異形成、HPVの事を、多くの方と共有が出来て良かったです。
告知直後に本当に励まされました
ありがとうございます。
最後に、
この3年間、コロナ関係なく病院へはいつも一人で行ってます。どんな時も。
3月に、初発や再発の大きな告知を受けた後、そして様々な検査の後、いつも一人で受け止めてきました。
受け止めきれないほど不安な気持ちを抱えてトボトボ病院を後にする帰り道、
病院すぐそばの草花達が心を慰めてくれました。
今年の春も満開です
草花は心を慰め、楽しませ、癒してくれます。
春夏秋冬、変わらず
いつもそこにいてくれてありがとう
今年、病院そばには蓮華草も咲いてました。
小さい頃は360度、春は蓮華草畑に囲まれて暮らしていたので好きな花です。
蓮華草の花言葉
「あなたと一緒なら苦痛が和らぐ」
「あなたは私の悲しみを和らげる」
「心が和らぐ」
来週は、下大静脈平滑筋肉腫の肺転移術後5ヶ月目の造影MRI検査と造影CT検査です。
最近の体の状態から再再発しているかもしれません
もしそうであっても、医療従事者の皆さんのお力をお借りして治療して行きたいです。
家族や仲間達と共有しながら乗り切りたいです。
恐れないで。
あきらめないで。
信じて。
時には弱音を吐いていい。
泣いても怒ってもいい。
一人じゃない。
落ち着いて。
大丈夫。
読みにくい長文、下手な絵や字、すみません。
いつもありがとうございます
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