一旦は解放されたはずの義母の介護の再開 | 国内外の気まま旅

国内外の気まま旅

義母の介護が終了したのでタイトル変更しました
国内、海外の自由気ままな旅を綴ります


身バレ防止のため時系列を変えています。


義母が外出先で転倒しとうとう歩行が杖だけでは到底無理、歩行器なしでは覚束なくなってきた。


一旦は手放し、自由になっていたのに嫌で嫌で仕方がない介護が再開してしまった。

入浴問題
自宅のお風呂には入れなくなったので包括の方とも相談し入浴介助のデイサービスに通うことになった。

プライドが富士山より高い義母がすんなりと承諾するわけがない。
自宅で入るといってきかない…

義母宅のお風呂はバリアフリーなどとは無縁の20数年前のタイル貼りの埋め込み式。
浴槽がかなり深いタイプのお風呂だ。

そんな自宅のお風呂にヘルパーさんに来てもらい、手を貸してもらえれば入れると言う。
聞けば派遣できるヘルパーさんは1人とのこと。
先日なんかは義母が1人で洗面所で身体を拭いていて動けなくなり主人と2人がかりでやっとのことで立ち上がらせ寝室まで連れて行ったというのに…
ヘルパーさん1人では絶対無理だ。
(鬼嫁😈なので私は手伝う気は毛頭ありません!)
包括の方にも実際のお風呂を見ていただきここでは無理なことを義母に話してもらい渋々納得させた。
(他人の話には耳を傾ける、外面だけはいい)

そんなこんなでやっと先日デイサービスに出掛けた。

今がチャンス!

アンモニア臭問題
義母宅の玄関をあけたとたん漂うアンモニア臭をなんとかしなくては!
手始めに寝具…
シーツや敷き布団、マットレスにはオシッコのシミがびっしり!
アンモニア臭の原因はこれだったのか!
外して洗えるものは全てとっ剥がし洗濯機にかける。
洗えない敷き布団は処分し新たに購入することにした。
(これも後々文句を言われる)

マットレスのシミ部分にはクエン酸を吹き掛けて拭き取る作業を繰り返した。
乾燥は2台の扇風機に託した。


そんな中、バタバタと2階と1階を行き来している私を横目に主人はリビングで悠長に新聞を広げて寛いでいる。

誰の親なん!!!
介護はしないでいいって怒って言ったんは一体誰!!!

思わず「シングルの敷き布団と洗濯用洗剤を買ってきて!」と主人に投げつけると
「どれを買ったらいいか分からない」と言う間抜けな返事。
ほんと、役に立たない、そこに居るだけの人!
「シングルの敷き布団は店頭に書いてあるから誰でも分かる!洗剤はあとからLINEで写真を送る、同じ銘柄でなくてもいいから!」と無理やり家から追い出した。
洗剤2種類の写真を送り柔軟剤も買ってきてと追加で指示を出した。
 
1時間後、帰ってきた主人が手にしていたのは敷き布団と柔軟剤だけ。
「他の洗剤2種類は?」と問うと
「えっ、あれも買うん?」と…
それまでの会話の中にも洗剤が切れたことを話していたのに…
(義母宅の洗剤です、我が家用に予備も購入してありますがそれは提供しない鬼嫁😈)


①買ってきて欲しい洗剤2個の写真をLINEする。
この写真を送ったあとに
②「↑と柔軟剤を何でもいいので買ってきて」との文章を送った。
これでなぜ他の洗剤は買わなくていいとなるのか?
日本語が分からないんだろうか…
自分以外の人がこのような失敗をするとあからさまに「何やってんだ!!!」感を顔に出すくせに

しかし、腹を立ててる暇は私にはない。
とにかく義母が帰って来るまでに洗濯し乾燥させてセッティングまで終わらせないといけない。
理解出来ない主人は放っておいて淡々と事を進める。

全て洗い、マットレスも乾燥させ寝室の臭いの原因は取り去ったと思ったのにまだなぜか漂うアンモニア臭!

ふと部屋の隅にカーテンに隠すように置かれた小さなゴミ箱が目に入った。
その中に口を軽く閉じたビニール袋があった。
嫌だけど…仕方ない…中をのぞくと変色し、カピカピになったものやまだ湿っているだろうと思われるおりものシートが何枚か入っていた。
漂う強烈なアンモニア臭。
吐き気がする。
ジャジャ漏れしてるのにおりものシートで大丈夫だと思ったのか?
オムツも買ってあるのに。

これだ!原因は!お漏らしがバレるのが恥ずかしくて隠していたのだ。
何日間ここにあったんだろうか…
考えたくもない。
すぐさま処分し、ゴミ箱も洗って消毒した。

次に床掃除
寝室からトイレにかけての動線
トイレが間に合わず何度もお漏らしをしていたオシッコの染み込んだ床。
雑巾をその都度新しいものに変えての拭き掃除を3回繰り返した。
仕上げはアルコール除菌のスプレーを吹き掛けておいた。

洗濯、乾燥の終わった寝具のセッティングを終えた。

完璧だ!もう臭いはないはず!
やれることは全てやった!
主人も「臭わなくなったな」と言う(買い物しか行ってないお前が言うな!!!)が私は微妙に臭う…
鼻の奥に残るアンモニア臭が消えないのだ。
きっと強烈な臭いを嗅ぎすぎたせいだろう…


余談だが、その日の夕飯はまったく食べられなかった…