仙台編の続編です!

前回、おばあちゃんとのアクシデントがあったと書きましたが、内容はこうです。

るーぷるバスの切符を買い、バス停近くのベンチに座ってたら、やっとこさ歩いてるおばあちゃんが私の隣に座りました。

私が携帯をいじってると、おばあちゃんが覗き込んで
「それ電話はかけれるの?」
と話しかけてきました。

そして、百円玉と一枚の紙きれを私に差し出して、
「これでこの番号に電話をかけてくれない?」
と頼んできました。

理由を聞いてみると、約束の時間に遅れそうだから、連絡しておきたいとのこと。

私にとっては何の問題もなかったので、
「いいですよ!」
と答えたその瞬間、
「ダメ!!」
と友達が私を引き寄せ、手で遮りました。
「駅の中に公衆電話があるから、駅に行って!!」
と、おばあちゃんに物凄い剣幕で言いました。
私が、別にそれぐらいいいよと言うと、
「長電話でもされてごらん?私たちバスに乗り遅れちゃうじゃない!ダメなものはダメだし、嫌な事はハッキリ嫌だって言わなきゃダメよ!!」
と、今度は私に噛みついてきました。

おばあちゃんはビックリして目を真ん丸にしていましたが、友達のキツイ言い方に腹が立ってきたらしく、
「そうですねぇ。申し訳ありませんでしたねぇ。」
と、不愉快極まりないって感じの口調で答えると、プイッと横を向いてしまいました。

友達はずっとおばあちゃんに
「駅に行けばあるから!!」
と言い続け、おばあちゃんは またよろよろと歩いて行きました。

そしてバスがやってきて私たちは乗ったのですが、しばらく胸の中がモヤモヤして気分悪かったです(-"-;)

唯一行った博物館でも、自分の聞きたいことは質問するのに、説明に飽きたら、
「まだ長いの?私、時間ないんだけど。」
と不機嫌になるし、挙げ句の果てに
「私じゃなくてこっちが観光客だから、こっちに説明してあげて!」
と言い出す始末。
ボランティアガイドの方は、私が高知から来たと知ると、喜んで“私に向けて”説明をしてくれました。
すると
「まだ長くなるの?」
と、また言い始め、ガイドさんもさすがに不愉快だったようで、
「あなたは何度も来てるからいいでしょうけど、こちらは始めてだから!!」
とバッサリ!!

二人ともイラついてるのが手にとるように解るから、困り果てました。

これが、唯一行った観光スポットでの出来事です(¬з¬)

=続=