義理祖父が亡くなる2日前の日曜日、義理両親、義理弟&お嫁さん、そして相方くんと私で義理祖父母に会いに行った。
もうほとんど意識のない義理祖父を前にし、義理祖母は呆然とし、義理母は目を赤くしている。
そんな中、私は部屋の隅っこでチンピラ息子
のブラッシングを一心不乱にやっていた。
何もしていないと、心がどんどん落ちていきそうだったからだ。
義理弟くんは意識のほとんどない義理祖父に
「昨日、おじいちゃんのホリデイハウスでパーティーしたよ。天気が良くて湖もとてもキレイだった。ありがとう。みんな楽しく過ごせたよ。」
と語りかけている。
泣かせるじゃないか…
涙をこらえ、ブラッシングする手に力がはいる。
そんな中、相方くんがどんな表情をしているか彼のほうを見たら…
寝ている…


マジか!?このシチュエーションで!?
義理弟のお嫁さんがそれに気づき、
「眠いの?」
と聞くと、うっすら目を開け、
「うん。とっても眠いんだよねぇ」
どうやったら眠くなるんだよ!
他のみんなは悲しくてバッチリ起きてるわ!
と前方を向くと…
義理父も寝てる…
悲しみで泣いてる妻(義理母)を横にして、逆にすごいな
あんたたち、昨日の夜…9時には寝たじゃんよ…
ちなみに、長い時間付き添っていて寝落ちしたわけではなく、老人ホームに到着して20分も経過していないのに眠気に負けた二人…
そもそも、闘おうとも思っていないと思うが…
この親子…。クローンじゃないかと思うほど、性格も外見もそっくりなのだ。
合理的じゃないことは価値がない…というタイプ。
逆に、義理弟は女子力が高く、細やかな気遣いのできる繊細なタイプ。
最初、相方くんに接するように何も考えず付き合っていたのだが、傷つけてしまったことが何回かあり、それ以降は思春期女子と接するようにしている
