きのう8/21(月)の夕方、「誰でも、ひとりでも入れる労働組合」北大阪ユニオンが、吹田市御旅町の(株)せんにち前で抗議の宣伝行動を行いました。
せんにちで働く2人の組合員、Mさん、Hさんは、ごく些細な、「ミス」とも言えない程度のミスを大げさにあげつらって怒鳴りつけられるなど、日常的なパワハラ攻撃を受けてきました。
その挙句、勤務シフトを同じ職場の他の人と較べて極端に少なくされ、「労働時間×時給」で給料をもらっている2人は、支給額がガタ減りとなりました。Mさんの場合、だいたい月に140~150時間で14~15万円程度だったのに、月の労働時間が100時間未満となり、給料も10万円を切ってしまいました。
2人は北大阪ユニオンに加入し、恣意的にシフトを減らされたために減額となった分の給与の支払いを求めて、2度の団体交渉を行いましたが、会社は拒否。ユニオン側が、「勤務日数も1日の労働時間も、他の人と較べて明らかに少ない。差別的取り扱いだ」「シフト制なので多少の増減はあり得るが、これまでずっと月150時間程度だったのに90時間前後とは、いくらなんでもひどすぎる」等々と主張しましたが、会社側弁護士は何を言っても「見解の相違だ」で全く聞く耳を持たず、ついには「気に入らないなら、裁判でも何でもやってください」と言い放つ始末。これでは話し合いになりません。
そこで、私たちは大阪府労働委員会に「あっせん」を申請。それと並行して、会社に対して抗議するとともに「あっせん」に応じ、誠実に話し合うよう求める宣伝行動を開始しました。
きのうは、会社前にユニオンの宣伝カーをとめて、マイクを使ってのアピールとビラまき宣伝。「せんにち」の同僚の皆さんや近隣地域の人たちに、
「せんにち」はパワハラをやめろ!
一方的に減額した給料を補填しろ!
「あっせん」に応じ、誠実に話し合え!
・・・と訴えました。




