パンデミックになってよかったこと
の続き、今日は3つ目です。
③在宅ワークに転職した。
パンデミックになり、休校になり、働く母親にとっては過酷な時期だったと思います。
しばらくすると、小学校休業時の政府の対策が適応され、私が勤務していた会社も、学校休業に伴う特別有給休暇申請を受け入れるようになりました。
しかしながら、だからと言って、休校中、ずっと仕事を休めるかと言うと、社会の圧力というものがあります。
会社勤めを成功させる秘訣とは、謙虚さではないでしょうか。
それなりに責任を全うして働く社会人なら、自分の好き放題休んでいるのは、次第に申し訳ない気持ちになるものです。
かと言って、子供だけで長時間、家に留守番させるのは、親として申し訳なく思います。
いわゆる、板挟み、というやつです。
何とか、この板挟みのストレスから解放されたいと思い、私は、特別有給休暇をいただいた間に、在宅ワークの求人を片っ端から探しました。
そして、フリーランスとして在宅で仕事をする環境を手に入れました。
コロナ渦~現在進行中で、在宅ワークをしています。
子供が学校へ行くときに、「いってらっしゃい。」
帰宅した時には、「ただいま。」
と言って出迎えてあげられること。
これは、私の母が私にしてくれたことでした。
私が高校を卒業するまで、私が大学のために実家から出る日までずっと毎日、母が私にしてくれたことです。
このことが、私の心に平安を与えてくれていました。
そして、私も我が子にしてあげたいことでした。
在宅ワークになり、このことが可能になりました。
他にも、例えば子供が体調不良で学校から連絡があった場合も、すぐに仕事を切り上げて迎えに行ってあげられる。
子供が私を必要としたときには、すぐ手を差し伸べてあげられる、そばにいてあげられる距離をいつも保っていられます。
フリーランスとして在宅ワークをしているため、収入が安定しているとは言えません。
ですので、夫婦共働きじゃないといけない、というご家庭には強要はできませんが、私は、お金の余裕=幸せではないく、心の余裕=幸せだと思っています。
そして、お金で幸せを買えるか?というと、決してそうだとは言えません。
逆に、お金に執着することによって見失ったり忘れてしまうものが、実は「幸せ」というものだったりします。
世の中お金じゃないよ、ということは、きれいのように聞こえるかもしれません。
お金がなければ生活できないじゃないか、という言葉が聞こえてきそうですが、私に言わせれば、生活ができない程度のお金しか稼げない人は、自分に甘く、自分の欠陥を人のせいにして、他責主義で生きてきた人です。それまできっと怠慢で自堕落な人生を送ってきたのでしょう。
自分は努力を重ね、我慢するべきときは節制し、朝はしっかり起き、規則正しく食事を摂り、夜はしっかり寝るメリハリのある人生を送ってきた、というまともな人だったら、生活に不自由のない収入を得ているはずです。
犯罪人が、刑務所で規則正しい生活を身に付けさせられるのは、生活習慣の改善が全ての根源だからです。
不自由のない生活ができている人も、お金はあるに越したことはない、と思うところでしょう。
お金持ちはいいよな、何でも手に入れることができて。
って思うかもしれませんが、お金持ちのセレブを見ていて、みんな、心が満たされていて幸せそうでしょうか?
お金=幸せ、心の平安
この方程式はどんな時も成り立つでしょうか?
お金がなければ生活できないのは確かなことですが、お金に執着することによって生まれる感情は、プライド(見栄を張る)、嫉妬、憎しみ、恨み、悪知恵、思いつく限り、ネガティブなものしかありません。
他人が持っているものや成功に嫉妬したり、遺産相続で家族同士が憎み合ったり、今以下のステータスになることが許せなくなりプライドが高くなる。
それはお金への執着が生み出すものです。
そのようなネガティブな感情が生み出した行動によって、例えば、他人を陥れて、自分が金品等を手に入れたとして、あなたはそれに心から満足し、将来は順風満帆、満たされた人生を送ることができると言えるでしょうか。
満たされるのはほんの一瞬。
またすぐに不安や虚無感が押し寄せるのではないでしょうか?
お金=幸せ ではないということに目を覚まし、ちょっと考え方を変えてみると、心に余裕が生まれます。