30年近くお付き合いのある年上の友人

 

ここのところ調子を崩していて、自宅に引きこもりがち

昨年の今頃は入院していて、親族以外のお見舞いがままならない

状態で・・・

転院を含めて半年にも及ぶ入院生活の後半は、ちょっと遠い辺鄙な

場所にある病院までお見舞いにも行った

 

年末には退院して自宅に戻った友人は、親族の方の手配で

福祉の手が入る生活に突入した、そうです介護認定を受けるに至った

のです。

遠方に住む親族の方としては、おひとりさまの友人を毎日見舞うことは

できずなので退院にあたり必要な処置であったと思う。

 

訪問看護、訪問ヘルパーの家事支援、見守り等で週3日は外部の目が

入ることで何かあった時には速やかに福祉の援助が受けられる体制が

整ったうえでの退院だったのだけど、本当に友人に必要な支援が入って

いるのか・・・最近の本人の状態をしるものとしては疑問が拭えない

 

本人がコンビニで食料を購入していて栄養状態が悪いと思われること

ほぼ外出することもなく、自宅内でのみ過ごしており体力が著しく

低下していること(スマホをもっていることもしんどいと…)

おそらくこのままでは近い将来自力で動くことが困難になるのでは?

ときっと誰しもが危惧すると思う状態

 

実際に何をするにも億劫でやる気もでないけど、空腹には抗えず自宅マンション

の隣にあるコンビニに買い物には行くとのこと

栄養バランスを考えることはなく、手っ取り早く麺類やパンなどを買って

食べているとのこと

もちろん自炊なんてことは考えたことないと…(もともとからあんまりやらない人)
何か作りに行こうかと言ってみたこともあるけど、調味料とか

全くないし、結構ですと断られたこともあり、自宅へ行くたびに

お弁当を作っていったり、近所のデパ地下でお惣菜を買っていったり

することにとどまっている。

セルフネグレクト状態だと感じるも、他人の自分に何ができるのか…

 

10歳近く年上の友人だが、おひとりさまの未来はこんなものなのか

と思うと、明るい未来が見えなくなってくる

家族のいない天涯孤独のおひとりさまの未来って真っ暗なトンネルの中

にいるみたいだなと心底から思う

 

LINEや電話はするけれど、既読スルーだし電話はつながらないことが多く

直接訪問すればいいとは思うけど、公共交通機関利用して片道一時間ちょっとは

かかるのでそうそう時間もとれないし、車で行くとしても置く所がない

 

そんなことで足が遠ざかりつつあるのだが、ワタシって薄情なのかな

心配だけど、何とか力になりたいとも思うけど、未来の自分かと思うと

気持ちが落ち込んで仕方ないのです