カルチャーセンターで知り合った友人とはその教室を辞めてからも、

食事や旅行に行ったりして10才近く年が離れていたけれど親しくしていた。

ここ数年は旅先で一緒に年越しをしていたほど…

 

その方が昨年、体調をくずされて少し長く入院することになった。

数か月入院されたけど、年末には退院して2023年の年越しは自宅でという

ことになった。

あまり家事が得意ではないという友人のために大晦日にはお正月に食べると

いいかも…とデパ地下で食料を調達して届けた。

 

ワタシは友達ならできることはするよね…と思ってやっていたけど、

これらのことは友人からしたら余計なことだったのかもしれないなと今では

感じている。

(入院中もちょっと不便なところにある病院まで差入れ持参でお見舞い

に数回は通った。おそらくこれも…)

 

普段からLINEは既読スルーが通常だから平気だけど、連絡はいつもこちらからに

いい加減疲れてきた。

入院するくらい体調悪かった人だから、おひとりさま暮らしってなにかと不安かも

と思って電話したり、LINEしたりしてきたのだけど、本人の気持ちからしたら

「ほっといて」だったのかもしれないなと。

 

入院する直前によく耳にした言葉「お金ないねん」

退院してからもことあるごとに「お金ないから…」

会社員を定年まで勤めあげ、結婚もせず、お金ないってまさかね…と

思ってたけど、友人のことばは本当だったのかもしれないって最近思うように…

 

金の切れ目が縁の切れ目じゃないけど、さすがに金銭面の協力はできないし

だからそれ以外のところで…と思ったものの、本人の望まないことはできない無気力

 

これから先、この友人とどんな風に接していけばいいのかわからなくなってきた

 

ただ、友人を見ていて思うのは基本的な生活力というか家事力って

生きる上で本当に大切な力だなってこと。

そして、苦手だからってデジタルツール全般を遠ざけることはこの先どんどん

生き難くなっていくことを意味するって。

 

まぁ、すべてをお金で解決できるだけの財力があれば、

なーんの問題もないかもね真顔